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- ○「カレー」と「らっきょう」でクマ・シミにサラバ!
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「カレー」と「らっきょう」でクマ・シミにサラバ!
顔面に現れた立派すぎる2匹のクマ。新規クライアントにどんなによどみない営業トークをしても、「苦労してそう、具合悪そう、性格暗そう」の烙印を押されては効果半減。女子と違ってファンデーションを塗ったくれないおやじのみなさま、食べてクマを退治いたしましょう。クマの原因は、「血」の巡りの悪さ。目のまわりにはたくさんの血液が集まっていて、血がドロドロで巡りが悪くなると、そのうっ血が現れてしまいます。クマは「血行不良」の証拠とも言えるのです。そう、濁った血液の色が、まさにそのクマの色!血行不良が引き起こすのは、クマばかりではありません。中年の刻印・シミの原因に! 血は肌に栄養を与える成分。それが滞って身体のすみずみにまで行き渡らないと肌の新陳代謝が衰えて老廃物がたまり、シミが出現してしまいます。クマにシミという、くたびれたうえに老いぼれた「汚れ顔面」を防ぐためには、どぶ川のようによどんだ血液を、鮎も釣れそうなサラサラ清流にする食材を取り入れるべし。おすすめはカレー。カレーに含まれるターメリックは血行を促進する効果が高いのです。しかも付け合わせのらっきょうも血流をアップする食材。らっきょうは中国では「薤がい白は く」と呼ばれる生薬。強い発散力で血行を促進します。さらには「気」の滞りも解消してストレス解消にもよいという、付け合わせレベルとは思えないスグレモノ。クマおやじは、ごはん大盛りじゃなくって、らっきょう大盛りで!青梗菜もクマ隠し血行促進ベジタブル。「なんとなくいましたね」的な中国野菜ですが、じつは血を巡らせる効果大。体内の余分な熱を鎮める効能もあるので、うっかり日焼けしてしまった後のシミケアにもおすすめ。ゴルフでスコアも最悪なのに、ムダに焼けてしまった……なんていうときにも、むさぼりましょう。中華でよく使われる食材で、同じく血巡り食材といえば黒きくらげ。血を補って、血液を浄化して巡りをよくするうえに、アンチエイジングパワーもあるという優秀すぎる食材! 薬膳では、おまけどころかメインをはってバシバシ使われます。青梗菜も黒きくらげも摂取したいあなたは今宵の酒席はチャイニーズ指定で。どちらも野菜炒めとか、八宝菜とか、どこかに必ずいますから! かわいいウエイトレスのお姉さんに「青梗菜と黒きくらげときみがボクの大好物♡」とかなんとか言って、探してもらいましょう。黒酢も血液サラサラ調味料。ついでに、肉や魚の黒酢あんかけ的メニューも追加オーダーを。協議の結果、チャイニーズは却下されたあなたは、たまねぎ様にすがりましょう。血液サラサラ、南アルプスの天然水並みの美しい血流にお役立ち。居酒屋のオニオンスライス、オニオンサラダをどうぞ。飲みにも行けない残業おやじのみなさまは、コンビニで、ちょいとデザートでも。桃は血行を促進し、肌にも潤いを与えるフルーツ。桃を使った桃入りスイーツや桃の缶詰で、激務に負けない、フレッシュな顔面によみがえりましょう。