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「食べたい」=「噛みたい」!?食べることが止まらなくなる人の特徴

「一度袋菓子を開けると、最後までやめられない」と訴える方はよくいます。しかしこれは食欲が強いせいではないかもしれません。
食べることがやめられない人の特徴をします。

松尾 伊津香(プロボディデザイナー)

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目次

  1. ○あなたの食べたいは「噛みたい」かもしれない
     
    • あなたの食べたいは「噛みたい」かもしれない

      「間食のスナック菓子とか、袋入りのお菓子とか、そういうものを一度開けてしまうと、なくなるまでやめられないんです。」
      たとえばこうした症状を食欲の強さと間違える方がいますが、実はそうではありません。
      この方々が食べるをやめられない理由。それは「一口目の噛む」がやめられないからです。
      カウンセリング中、こうした症状を訴えるお客様は、最終的に「ストレスがたまると固いものが食べたくなる!」と言う傾向が強くなります。ナッツやおせんべい、飴など、固いものがどうしても欲しくなるというのです。
      つまり、彼らが食べることをやめられなくなる1つの理由は、「固いものを噛む」に取り憑かれていることです。
      前歯で食べ物をかじったら、一口目は奥歯で噛むのですが、食べるがやめられない方はその一番最初のガリッと噛む快感を求めています。 固いものを噛んだときの強い刺激を快感として感じるので、永遠に食べることを続けたくなってしまいます。
      厄介なのが、一口目しかその快感を得られないこと。舌先で味わっていると、食べ物はどんどん柔らかくなっていき、いくら噛んでも快感として受け取れなくなります。やがて噛み方も食べ方も適当になり、さっさと胃に放り込むことになります。そして、まだ口の中に食べ物が残っているのに一口目の快感を求めて口の中にものを入れたくなるのです。
      こうなるともう満腹感など関係ありません。目の前にある自分に快感をくれるものがなくなるまで永遠に食べ続けます。
      この一口目の快感に取り憑かれている方は、「食べることがやめられない」と言いますが、そうではなく、「一口目の噛む」がやめられないのです。
      また、普通の食事は問題なく舌先で味わえるのに、間食になると止まらなくなる、という方は、この手の刺激に取り憑かれている可能性があります。
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