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職場で揚げ足ばかり取ってくる人との接し方
「本物の愛ある人とは、相手の言葉や気持ちを愛で受けとり、愛で返すことができる人。」自分のまわりを愛で満たすコツはここにあったのです。
野澤卓央さんが自らの悩みや失敗体験、尊敬する人々からの教えをもとに執筆した『自分を変えるほんの小さなコツ』より人間関係で悩まなくなるコツをご紹介します!
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目次
- ○自分のまわりを愛で満たすコツ
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自分のまわりを愛で満たすコツ
以前、「これこそが愛なのかもしれない」と感じた出来事がありました。僕が経営の師匠のセミナーをサポートしていたときのこと。メンバーのうちのひとりが、僕の揚げ足ばかりとってくるように感じました。ある日、怒りが絶頂に達した僕は、「あなたにつき合っている時間はない!」と、その人にこれまでの不満をすべてぶつけました。そのやりとりを見ていた師匠が僕にいいました。
君はどんな人を目指しているの?「まわりを元気に明るく照らす人」「愛で生きる人」を目指しているのではないの?もし目の前の相手が本当に君の揚げ足をとろうと、敵意を持って何かいってきたとする。それに対して言い返すのはかんたんだけど、それは本当に君が目指す姿なのかな?たとえば、相手が敵意を持って発した言葉を、君が「愛で受けとったとしたら」相手はどう思うだろう?相手が何度、君の揚げ足をとろうとしても、「ここにいるみんなが成長することをあなたは望んでいるんですね」と、そのたびに愛で受けとめ、愛ある言葉で返したら、相手はどう思うだろう?相手はそのときはじめて、愛とは何かを感じるようになるのではないだろうか。そして、その経験をした相手は今度、ほかの人の言葉を愛で受けとれるようになっていくのではないだろうか?それがまわりに愛を伝える人を増やしていくということなのではないかな?
ちなみに、この経営の師匠はその地域で社員満足度ナンバーワンの会社を築いた創業者です。本物の愛ある人とは、相手の言葉や気持ちを愛で受けとり、愛で返すことができる人。僕は、このことを教わって以来、「〝相手の言葉を愛で受けとる〟とは、どういうことなのか?」「〝愛で言葉を返す〟とはどういうことなのか?」と、自分に問いかけるようになりました。
<小さなコツ>愛で受けとり、愛で返すことで、愛は広がっていく。
自分を変えるほんの小さなコツ
第5章人間関係で悩まなくなるコツより
小さいころから刷り込まれてきた、「努力すれば、がんばれば、幸せになれる」という思い込みを、いったん疑ってみてください。 じつは、自分をすり減らさなくても、幸せを手に入れることはできるのです。 本書には “むくわれる努力"を“ほどよく"行うコツが書かれていています。それらのコツを知ることで、あなたを幸せに導く「新たな道」が見えてくるはずです。