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朝食に必要な栄養素と食べ物【管理栄養士執筆】

時間がなかったり、食欲がなかったりするとついつい抜きがちな朝食ですが、朝から活動的になるには必要です!その理由は、体内時計をリセットするから!
杉本恵子さんの著書『忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣』より、しっかり朝食を摂らなくても体内時計をリセットするコツをご紹介します!

杉本恵子(管理栄養士)

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目次

  1. ○しっかり食べなくても大丈夫!朝食を摂るべき本当の理由
     
    • しっかり食べなくても大丈夫!朝食を摂るべき本当の理由

      これも本当は個人差があって難しい問題です。特に忙しいビジネスパーソンは、朝に自宅でゆっくり朝食を摂る時間がないという人も多いでしょう。それに、どうしても朝からしっかりした食事は身体が受け付けないという人もいます。
      そこでも絶対にやったほうがいいのは、眠った状態の自分の体内時計をリセットするという作業。目は覚めていても体内時計が目覚めていなければ、起きているのに半分眠ったようにぼーっとした状態が続いてしまいます。これでは仕事に入っていくことができませんよね。
      体内時計はホルモンの分泌や自律神経の働きなどで私たちの生体リズムを整えてくれているものです。夜になれば疲れて自然に眠くなり、朝になれば活動的になれるのも体内時計がきっちり機能してこそ。
      そこで体内時計を「眠り」から「活動」にリセットするには、日光を浴びることや口から身体の中に何かを入れてあげるのが効果的です。
      このとき、朝食を摂るのが難しければ、お水やお茶、コーヒーでも構いません。
      べつに朝だから牛乳でなければいけないこともなく、とにかく口から何かを入れて身体にスイッチを入れることが重要なのです。
      さらに付け加えるなら、やはり働くエネルギーとして「糖質」は重要です。お米のご飯、パンに含まれる糖質を摂ることができないのなら、チョコレートを1粒だけでもいいと思います。
      あるいは、コーヒーを飲むときにハチミツをプラスするのもお勧め。カリウムや鉄分などのミネラルが含まれ、上白糖よりも少ない量で甘味を感じられるのでカロリーも抑えることができます。
      スターバックスやタリーズなどの外資系コーヒーチェーンに行くと、ほとんどの店で自由にトッピングできるハチミツが置いてありますよね。外でコーヒーを買うなら、そうしたものをうまく活用しましょう。
      薬膳的な考え方では、コーヒーそのものは身体を冷やす働きがありますが、ハチミツをプラスすることで身体を温めることもできるので一石二鳥です。
忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

杉本恵子

クロスメディア・パブリッシング

第2章 これは健康? 不健康? 食べ物の嘘とホントより

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