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話題のブロッコリーごはんのダイエット効果とは

糖質制限のダイエットが大人気。ところが、失敗したり挫折する人も続々います。糖質制限は、ほんとうに効果がある?健康を害する心配はない?1日1回ごはんの代わりに200gのブロッコリーを食べるブロッコリーごはんダイエットが成功する理由をご紹介します!

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目次

  1. ○楽しく、納得してできるならブロッコリーごはんは、理想形のひとつ!
     
      • 楽しく、納得してできるならブロッコリーごはんは、理想形のひとつ!

        ブロッコリー

        楽しくできなければ、ダイエットは続かない
        楽しく続けること——。これがダイエット成功の黄金ルールです。どこかでムリをしていたり、ガマンが必要なダイエットは、きっと満足のいく結果が出るまで続かないでしょう。
        つまり、楽しく続けられるダイエット法をみつけること、出会うことがダイエット成功の秘訣といえるでしょう。食べものの嗜好やライフスタイル、家族構成や経済的環境は一人ひとり違います。ですから、誰かが実践してやせられたからといって、あなたも楽しくできるとは限らないのです。
        数年前から糖質制限のダイエット法の人気が続き、多くの人がチャレンジしているようですが、果たして「糖質制限の定番NG食品も、ブロッコリーごはんダイエットではOK!」でリストアップした食品を食べずに楽しく続けられるのでしょうか。
        たとえば、糖質の摂取量を制限するためにごはんをあきらめるとすれば、それに伴って佃煮やふりかけのような〝ごはんの共〟として親しまれている副菜を摂る機会が減ってしまいます。いくつかの食品を放棄しなければならないことで、連鎖的にもっと多くの食べる楽しみが消えてしまうのです。
        それでも、糖質制限が楽しいという人は、一体、どれだけいるでしょうか。

        糖質制限の安全性とリスクは不明
        実際のところ、糖質制限によるダイエットは長続きしないのです。イスラエルの研究者が発表した論文は、カロリー制限を目的とした脂肪制限、多種の食品を摂って栄養のバランスを取りながら、マイルドにカロリー制限をする地中海食と比較して、ギブアップしてしまう人がもっとも多かったのが糖質制限によるダイエットだったと伝えています。
        さらには、糖質の摂取を制限することがほんとうに安全なダイエット法なのかどうか、今日の科学では、よくわかっていないのです。
        長期にわたって糖質を制限すると、動脈硬化が起こりやすくなって命にかかわる大きな病気につながるかもしれない。腸内フローラに棲む腸内細菌のバランスが変わることで、がんが発生しやすくなるかもしれない。認知症のリスクが高まるかもしれない……。
        このようなことが懸念されていますが、心配不要なのかどうなのか、世界中の研究者のあいだでも結論が出ていないのが真実です。

        糖質の摂取は、糖尿病の原因でない
        糖質制限によるダイエット法は、もともとアメリカの医師が考案し、日本では糖尿病の改善を目的として定着しました。
        糖尿病とは、食事から摂る糖質を体がスムーズに使えなくなってしまい、その結果として、血液中にブドウ糖が多く残ってしまう病気です。血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなることで血管が傷つき、それが引き金となって別の病気が発生してしまいます。とくに細かい血管ほど被害を受けやすく、たとえば目の網膜の血管がダメージを受けると、失明に至ることもあります。こうして、糖尿病の発症によってさまざまな合併症が起こる可能性があるのです。
        そこで、糖質さえ摂らなければ問題は起きないのではないか。糖尿病の原因は、糖質の摂取にあるのではないか——。今日の糖質制限ブームのなかで、「糖質こそが元凶」という意見が強く主張されていますが、私たち日本人の糖質摂取量は、戦後、どんどん減っているのです。それにもかかわらず、糖尿病が増えています。
        糖尿病のような生活習慣病は、糖質の摂取によって起こるわけではありません。ほんとうの原因は解明されていませんが、肥満やストレス、睡眠や運動が不足する生活、喫煙やお酒の飲みすぎの習慣などの積み重ねが背景にあるのではないかと考えられています。

        1日1食程度の糖質制限でいい
        食べる楽しさの一部を犠牲にし、長続きが難しいことがわかったうえで、やみくもに糖質制限を実践する意味があるでしょうか。リスクもあるかもしれません。また、実践したからといって、病気を防げるわけでもなさそうです。
        それでも、糖質制限をすることによって、たしかにやせやすく、ダイエット効果が現れやすいことは認められています。
        一体、どうしたらよいのでしょうか?監修の坂本昌也先生によると、「摂取エネルギー量の40〜50%程度までなら、糖質を減らしてもよいでしょう」とのこと。
        これは、1日1食だけ主食を抜くくらいの量にあたります。それなら、ほかの2食は普通に食べられるため、ムリをせずにできそう。ただし、主食を抜くだけでは満腹感はガマンしなければなりません。
        そこで、ブロッコリーごはんの登場です。一年を通じていつでも手に入るので、簡単に続けられるはず。和洋中、幅広い料理で活躍するほど使いやすく、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養も豊富なため、あなたが楽しくできるなら、きっと納得できるダイエット効果が得られるでしょう。

    坂本昌也 先生

    ◉監修 坂本昌也(さかもとまさや) 先生
    東京慈恵会医科大学附属病院
    糖尿病・代謝・内分泌内科講師 医学博士

    詳しくは本誌↓に書いてあるのでそちらを参考に!

ブロッコリーごはんダイエット

ブロッコリーごはんダイエット

辰巳出版

Why?[ブロッコリーごはん]でダイエットが成功するのは、なぜ?より

医学博士や栄養管理士などの専門家が 「ブロッコリーごはんダイエット」の正しい方法、 楽しく続けるためのコツなどを丁寧に解説します。

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