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ポジティブで明るい自分になる方法
「瞑想」と聞いてなんだか難しそうなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には毎日の歯みがきのようにとても簡単です♪
1日15分、目を閉じて何も考えないだけで、クヨクヨしがちだったあなたも明るくなれるという、瞑想の効果をご紹介します。
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目次
- ○クヨクヨしなくなる
- ○性格が明るくなる
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クヨクヨしなくなる
クヨクヨするとは、「ああすればよかった」とか「あんなことをしなければよかった」と過去のことを悔(く)いて、いつまでも執着してしまうこと。元凶となるのは、「変えられない過去をなんとか変えたい」と無理なことを考えてしまう頭の働きです。そのため、堂々めぐりの状態になってしまうわけですが、このとき、「後悔の堂々めぐり」を続けて、「私が悪い」と自分を責めてばかりいると、どんどん自分が落ち込んでしまいます。また、「怨(うら)みの堂々めぐり」を続けて、「あいつが悪い」と相手を責めてばかりいると、「あいつを罰すれば解決できる」と短絡的に「復讐」に変化しやすく、とても危険です。堂々めぐりで同じことばかり考えていると、神経伝達物質であるセロトニンの偏在(へんざい)が脳内で起こり、頭はすぐに不調になります。セロトニンが不足しているのではなく、単に偏在しているだけなので、外部からセロトニンを補給しても恒久的な効果はありません。この偏在を平均化するには、瞑想が一番効果的です。瞑想はどんな思考も追わないで、「棚上げ」しますから、すぐに堂々めぐりから脱出することができます。しかし、この堂々めぐりの仕組みは結構手強いので、瞑想がまだ上達していない段階では、捕まってしまうこともあります。「棚上げ」のポイントを下の図で説明しましょう。「だから、今、不幸だ」の部分は、自分の感じ方ひとつで変えられます。堂々めぐりには、必ず脱出口がひとつあります。頭は、すべて正しい「考え」だと思っているので、堂々めぐりになってしまうのですが、実はひとつだけ変更可能なところがあります。それは、「だから、今、不幸だ」のところです。これは、主観的な判断ですから、自分の感じ方を変えればいくらでも変えることができるものです。ですから、ここを「でも、私は、今、幸福だ」に変えます。いきなりそこまで変えるのが難しいなら、「不幸ではないかもしれない」くらいからスタートしてもいいでしょう。とにかく、このポイントを変更します。すると、堂々めぐりの輪のなかから抜けられます。クヨクヨした気分はすっかり晴れやかになって、心に青空が広がります。
わかって欲しいじゃわからない
伝えようとして半分。伝えなければゼロです。頑張って倍伝えると、やっとわかってもらえます。 -
性格が明るくなる
瞑想を始めると、これはみなさん実感されることですが、よく笑うようになります。思考回路が柔軟になるので、楽しいことやおかしいことに素直に反応し、屈託なく笑うことができるのです。自分の失敗やトラブルに対しても客観視できるようになるので、以前なら落ち込んでいた失敗やトラブルにも愉快に屈託なく笑えるようになります。自分でもわかるほど、ほがらかな性格に変わっていきます。さらに、毎日がなんとなく嬉しくなってきますが、これはなにかが叶うとか、なにかを手に入れたからというのではなくて、喜びや感謝の気持ちが失われることなく持続するからです。なにか嬉しいことがあっても人はすぐに忘れてしまいます。瞑想をすると、このようなよい感情が消えずにどんどん積もり重なっていくので、「なんとなく嬉しい」「なんとなく楽しい」という幸せな気分の毎日になります。自分に「余裕」がある人は、他人にも優しくなれます。
後悔より反省
後悔は出口がありません。反省はOKです。人生の勉強ができたと思えば前進できます。
どこでもできるはじめての瞑想
第1章 瞑想で「ココロ」と「カラダ」と「頭」をリフレッシュしようより
瞑想はとっても簡単。瞑想は「目を閉じてなにも考えないこと」です。時間や場所を選ばずに、誰にでもできるココロとカラダのリフレッシュ&リラックス法です。