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のしの基礎知識(由来/種類)
のしは「のしあわび」の略称で、これが紙で代用されたのが「のし」です。紅白の紙にくるまった黄色の紙が、のしあわびというわけです。
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目次
- ◯のしの由来
- ◯のしの種類
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のしの由来
昔はお祝いの席では必ず、海産物を神に供えるのが習慣でした。それが簡略化されて、昆布やするめ、そしてあわびを引き伸ばして乾燥させた「のしあわび」が備えられるようになったのです。のしは「のしあわび」の略称で、これが紙で代用されたのが「のし」です。紅白の紙にくるまった黄色の紙が、のしあわびというわけです。
のしは慶事につけるもので、殺生を避けることから弔事・病気見舞いなどにはつけません。肉や魚、卵などを贈るときにも、のしは必要ありません。 -
のしの種類
のしにはさまざまな種類がありますが、使い分けにそれほど厳密なきまりはありません。慶事一般用には、両折りのし(蝶花形)、結婚祝いには、片折りのし(真・行・草・宝づくし)や飾りのしを使います。
のしは、包みの右肩に貼りつけます。のしと水引が印刷されたものがのし紙で、一般的によく使われています。改まった贈り物には本物ののしを使用します。
最低限日本人として知っておきたい 常識力
最低限日本人として知っておきたい 常識力より
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