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プレッシャーに勝つ方法

プレッシャーを感じると、どうしてうまくいかないのか。それは、精神的な重圧を感じると、脳の前頭葉が正常に働かなくなってしまうからだそう。
この重圧から、逃れられる人はいません。しかし、プレッシャーに襲われた時、失敗する人と成功する人がいます。その違いはどこにあるのでしょうか?

後藤英俊

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目次

  1. ○プレッシャーにどうしても勝てない
  2. ○自分の気持ちを言葉にできない
     
      • プレッシャーにどうしても勝てない

        明日は大事なプレゼンがあって、人前で話さなければいけない。しかも、それは会社の一大プロジェクト。もしも失敗したら、自分の責任になってしまう……というとき。普段通りであれば簡単にできるはずのことでも、精神的な重圧、いわゆるプレッシャーのために、うまくいかないということがあります。
        プレッシャーを感じると、どうしてうまくいかないのか。それは、精神的な重圧を感じると、脳の前頭葉が正常に働かなくなってしまうからだそう。そうなると、普段通りの思考や行動ができなくなってしまうのです。
        この重圧から、逃れられる人はいません。いくつものすぐれた記録を残しているようなスポーツ選手でさえ、大舞台に立てばプレッシャーを感じてしまうものだといいます。
        しかし、プレッシャーに襲われたとき、失敗する人と成功する人がいます。その違いは、どこにあるのでしょうか。
        プレッシャーは成功のチャンス
        プレッシャーはあなたの足を引っぱるだけのものではありません。「絶対に失敗できない」と考えてしまう場面では、逃げ出したくなるほどのプレッシャーを感じることでしょう。でも、その分「絶対に成功させなければいけない」というやる気がみなぎり、集中力が高まります。「火事場の馬鹿力」という言葉があるように、追い詰められたとき、人は自分の限界以上の力を発揮することがあるのです。
        プレッシャーを感じるからこそ、大きな壁を乗り越えられる場面もあります。大舞台で成功するためには、プレッシャーをうまく活用するのも鍵なのです。
        苦しいだけのプレッシャーを軽減する
        「プレッシャーの必要性はわかったけれど、やっぱりプレッシャーがかかると普段通りの力が出ない」という意見も当然でしょう。それでは、苦しいだけのプレッシャーを軽減して、集中力を生むために必要な緊張感に転化してみましょう。
        まずは姿勢。肩に力が入ったり、背筋が曲がっていると、うまく力が出せません。ピンと背伸びをしてから、軽く脱力してください。
        次は呼吸。深呼吸をして酸素を取り入れましょう。緊張している状態では、呼吸が浅くなりぎみに。からだの調子が整えば、心も少しずつ安定してくるはずです。
        プレッシャーを「集中力のスイッチ」にする
        条件反射というものをご存知でしょうか。ある反応を起こす刺激と、無関係な刺激を同時に受け続けると、無関係なほうの刺激を受けたときに、そのある反応が起こるという現象です。これを応用して、「プレッシャーを受けているとき」と「集中できるとき」を結びつけてしまいましょう。はじめに、「リラックスした姿勢でイメージトレーニングをする」「目をつぶって数字を数える」など、あなただけの集中法を決めて毎日行います。
        次に、緊張している場面でその集中法を行います。これを繰り返せば、緊張しているときに目を閉じたり数字を数えるだけで、集中力が高まるようになります。

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        困難な壁は、適度なプレッシャーのおかげでクリアできる
      • 自分の気持ちを言葉にできない

        意見を求められたときに「えーと……」と口ごもってしまうことはありませんか?
        自分の気持ちを言葉にできない人は、どうしてそうなってしまうのでしょうか。一番の原因は自分の意見を表現する場が少ないということでしょう。子どもの頃であれば、授業で読書感想文を書かされるなど、なかば強制的に自分の意見を発表する場面も多いですが、大人になるとそういう機会はほとんどなくなります。
        昔は感想文を書くのが得意だったという人でも、大人になった現在、いざ意見を求められたときに、思いのほか言葉が出てこなくて困ったなどという経験はないでしょうか?
        大人になった今からでも、簡単にできるトレーニング方法があります。
    インターネットはあなたの意見表明の場
    ほんの少しの時間でもできる、簡単なトレーニングをはじめましょう。必要なものは、あなたが持っている携帯電話だけで大丈夫です。
    ブログやつぶやきサイトに登録して、普段の生活の中で感動したことや心に残ったことを書き込んでみましょう。話題はあなたの身近なことに限定するべき。テレビでみたドラマやスポーツの話題を書き込むのは、誰にでもできることなので避けます。
    自分の言葉が大勢の他人の目にふれることを意識すると、考える力が養われて表現力の幅が広がります。出会ったものごとを素直に表現する力を磨いていきましょう。

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    ブログなどで、感動したことを発信する
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