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なにかと腰が重い人もやる気がでる方法

やり残していることが気になるのに、何も手につかない…そんなやらなければいけないことが山積みなのに、ダラダラ過ごしてしまった人は、1日が終わって、就寝時間が迫ってきたときとても苦しい気分になるのではないでしょうか。
なにかと腰が重く、何となくダラダラしてしまいがちな人もやる気を起こす方法をご紹介します。

後藤英俊

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目次

  1. ○ギリギリになるまでやる気が起きない
  2. ○ネガティブになりがちでやる気が起きない
     
      • ギリギリになるまでやる気が起きない

        やる気

        何かをやり遂げたときの達成感を思い出してください。責任と緊張から解放されて、すがすがしい気持ちだったのでは? そして多少の疲れはあっても、やり遂げたことが困難な仕事であるほど、満足感や自分の成長を感じるはずです。
        では、やらなければいけないことが山積みなのに、ダラダラ過ごしてしまった人の場合はどうでしょう。やり残していることが気になるのに、何も手につかない。1日が終わって、就寝時間が迫ってきたときの気分は? とても苦しいはずですよね。
        何かをやり遂げた達成感とやらずにいることの苦痛は、両極端にあるものの、じつはいずれも重い腰をあげるための原動力になります。でも、その原動力が間違った方向に向かってしまうと、「わざとギリギリまでやらずにいる」という状態に陥ってしまうのです。
    作業のため込み過ぎは、いつか破綻する!
    「ギリギリまで追い詰められた状態から解放されるのが気持ちいい!」などと思うためなのか、そのハイな状態を感じるために、わざと作業をためてしまう人も中にはいるようです。脳がその快感を味わうためにギリギリまでやる気を温存してしまうため、なかなか仕事が進まないのです。そんな人は作業をやらずにいることさえも、モチベーションのひとつになっているのかも。しかし、それはいうまでもなく危険な傾向です。
    ギリギリまでため込んだ作業が、必ず解決できるとは限りません。大量の作業をため込んだままタイムリミットがきてしまった場合は、取り返しがつきません。
    この状態を解決するためには、ひとまずため込む作業の量を減らすほかありません。これまでため込むことがくせになっていた人が、こまめに作業をしようとするのは難しいので、少しずつ慣れていくといいでしょう。脳に「計画的に作業をするほうが楽」と認識させるのです。
    締め切りがないと何もできない!?
    ここまでの話は、目にみえた締め切りがある状態でもギリギリまでやる気が起きない人についてでした。そんな人達は、最終的には動き出さねばならない「締め切り」という縛りがあるだけ、まだいいかもしれません。
    中には明確な締め切りがないと動けないという人もいます。「近いうちにやればいい」というような仕事は、ほかの締め切りがある仕事とくらべて、あとまわしにされがち。でも「そういえば、あの仕事どうなっていた?」と聞かれて「まったくやっていませんでした」では困ります。
    締め切りがないと何もできない人は、自分で何かを決めるのが苦手なタイプ。無理矢理にでも「自分で締め切りを決める」というのが一番の解決策です。もちろん、自分で決めた締め切りが遠過ぎたり、やりはじめるのが締め切りギリギリになってしまうのは問題なのでご注意を。
    やらなければいけないことを先延ばしにしても、作業量はまったく軽減しません。だからどんなにやる気がなくても、とりあえず作業をはじめてみてください。やらなければいけないことを早々に終わらせて、残った時間を自分のために使ったほうがギリギリのスリルを味わうよりも有意義なはずです。

    すぐやる!

    自分が余裕で乗り越えられる、締め切りを設定してみる

    • ネガティブになりがちでやる気が起きない

      ネガティブ

      公私混同はよくないとわかっていても、プライベートで悲しいことがあると、会社や学校でもやる気が失せてしまうものです。
      ネガティブな気分を引きずってしまい、なかなか作業に集中できないとなると、あなたとは無関係な周囲の人にまで迷惑をかけてしまうかもしれません。もしもそのせいで失敗するようなことがあれば、さらに悲しい気分になってしまうことに……。そんな負のループに陥らないために、こんな方法をおすすめします。
      人間の脳の状態とからだの状態は連動しています。悲しい気分になるとからだも全力を出すことができませんが、今度は逆に背筋が曲がっていたり、悲しげな表情をしたりすることによって、気分まで悲しくなるのだそうです。ならばこれを利用しましょう。
      笑顔になればやる気がみなぎる
      悲しいときこそ背筋を伸ばして、笑顔になってみましょう。脳がからだの状態に引っぱられて、悲しみの感情が軽減されます。笑顔になると脳内ではドーパミンという神経伝達物質が発生します。ドーパミンは、人を興奮させたり、やる気を高める効果があるのです。笑顔が健康にいいという調査結果はさまざまな研究機関で報告されているため、耳にしたことがある人も多いでしょう。やる気の起きないときにも効果があるなんて驚きですね。

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      背筋を伸ばして笑顔になって、ネガティブ思考を振り払う

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