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ゼロからの1を生むコツ|素早い行動

何も手本のない、白紙の状態からものごとを考え、行動することは実際とても大変なことです。何もない状態からすぐに行動ができる人と、すぐには行動ができない人には、どのような違いがあるのでしょうか。
ゼロから行動を起こすのが苦手な人が行動を起こすためのポイントをご紹介します!

後藤英俊

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目次

  1. ゼロから行動を起こすのが苦手
  2. 「行動しよう」ではなく「準備しよう」でもいい
  3. 「ゼロから1」ではなく「ゼロから0・5」でいい
     
    • ゼロから行動を起こすのが苦手

      何も手本のない、白紙の状態からものごとを考え、行動することは実際とても大変なことです。何もない状態からすぐに行動ができる人と、すぐには行動ができない人には、どのような違いがあるのでしょうか。実際のところ、できる人とできない人に、能力的な差がそれほどあるわけではありません。すべては方法次第なのです。
      そもそも完全な白紙の状態からものごとをスタートするのは、効率的な方法とはいえません。企画書や報告書、メールの文面などであれば、すでに完成しているものをひな形として使うといいでしょう。もちろん、細かい修正は必要ですし、自分なりの要素を盛り込まなければただのコピーになってしまいます。それでも、何もない状態からつくるよりは、ずっと早く進められるはずです。また、Vol.4で紹介したアイデアの出し方にもあるように、過去のアイデアを転用したり、応用させたりすることからでも、これまでとまったく別の「新しいもの」をつくることはできます。
      また、ものごとを開始するときに「最初からここにある材料だけではじめる」というように、自分で制限をかけるのもひとつの方法。あえて制約を設けることで、考え方のバリエーションを絞ることができて迷わないで済むため、結果的に早く行動できます。
    • 「行動しよう」ではなく「準備しよう」でもいい

      何かをはじめようというとき、すぐに動けない人は準備ができていないのかもしれません。それは「道具を用意する」というような物理的な準備もあれば、「今からはじめようという意志」のように精神的な準備もあります。
      なかなか行動を起こせないという人でも、徹底的にお膳立てをしてあげれば行動ができます。料理をするのであれば、エプロンや材料、調理器具を目にみえる場所に置いておけば、自分で料理をしようという気分になります。大掃除に備えて、窓の側に窓掃除の道具を、エアコンの側にエアコンクリーナーを置いておくなども準備です。
      また、それまでに、必要な道具や材料をリストアップしたメモを用意したり、それを参考にして買いものをするのも準備のひとつですね。
    • 「ゼロから1」ではなく「ゼロから0・5」でいい

      ときには準備するまもなく、急に新しいことをはじめなければならないときもあるでしょう。そのようなときでも「とにかく行動しよう」と考えるより「まずは準備からはじめよう」と考えたほうがスムーズに進められます。なぜならすぐ実行に移すのが難しそうなことでも、準備であれば少しずつ進められるからです。
      行動を起こすときは、ゼロから1に進むものだと考えがちですが、場合によっては1まで進むことさえ難しく感じることがあります。そんなときは、ほんの少しでも先に進む方法を考えましょう。
      0・1でも0・2でも準備が進めば、それは「何もしていない」状態ではありません。着実にゴールに向かって進んでいるのです。ゼロから行動を起こすのが苦手だという人は、そのことを決して忘れないでください。

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