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寝具を長持ちさせるメンテナンス方法とは
ご自宅の寝具はどれくらい使っていますか?寝具の寿命は想像より短いものです。気に入った枕やマットレスを長く使うためにはやはりメンテナンスが大切。
へたった寝具の寿命を伸ばす簡単な方法と合わせてチェックしてみてください。
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目次
- ○寝具を長く使う秘訣
- ○へたった寝具の寿命を伸ばす
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寝具を長く使う秘訣
寝具は一生ものではありません。とくに全身を支えるマットレスや約5キログラムもある頭を乗せる枕は、思ったより寿命は短いものです。寝具の寿命は、マットレスで7〜10年、敷き布団は3〜5年、枕は1〜5年を目安にしてください。寝具を長持ちさせるための秘訣、それはよく干すことです。食器を洗うスポンジは、使い始めは硬くても、水を含んでいるうちにやわらかくなっていきます。寝具も同様で、湿気を含んだままだとコシがなくなって、へたりやすくなるのです。いちばん湿気がたまりやすいのは、背中が当たる敷き布団と、マットレスの上に敷くベッドパッドです。週に1度は天日に干したり、布団乾燥機で湿気をとばしたりしましょう。起床時に15分くらい、扇風機を当てるのもいい方法です。汗や皮脂の汚れで雑菌が多い枕カバーの交換は3日に1度、シーツやカバーは1〜2週間に1度を目安にしてください。しっかりメンテナンスをして、長持ちさせましょう。ちなみに、ベッドパッドが一年中同じでいいのは、ホテルのように空調が一定の寝室だけです。日本の場合、夏の室温は高め、冬は低めの家庭が一般的。季節に合わせてベッドパッドを夏は麻、冬はウールなどに替えるだけで、グッと快適性が上がります。 -
へたった寝具の寿命を伸ばす
最近、朝起きると腰がだるい。これは敷き寝具がへたってきた証拠です。臀部は最も重いため、いちばん早く性能が衰えてしまうのです。まずは、敷き布団やマットレスのお尻が乗るあたりを、手のひらで軽く押さえてみてください。
くぼんでいるところをタオルで埋めると、腰のだるさが軽減されます。詳しいやり方は、下のイラストを参考にしてください。タオルを敷くときは、地図の等高線をイメージしながら、谷になっているくぼみを段階的に埋めていきましょう。まずいちばんくぼんでいるところに、ハンドタオルを折りたたんで敷きます。その上に3つ折りにしたフェイスタオルを乗せます。さらにその上に、2つ折りにしたバスタオルを乗せます。手のひらで軽く押さえながら、ほかの場所と段差がなく平らになっているか確認し、問題がなければ、その上にシーツを敷きます。たったこれだけで寝心地がグッとアップします。寝具を買い替える前に、ぜひ試してみてください。タオル補整の方法
1 いちばんくぼんでいるところに、ハンドタオルを4つ折りにたたんで敷く
2 その上に3つ折りにしたフェイスタオルを乗せる
3 2つ折りにしたバスタオルを上に乗せる
驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100
第3章 気持ちよく眠れる環境を作るコツより
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