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- ○リラックスカラーはベージュとパステル
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リラックスカラーはベージュとパステル
あなたの寝室は、何色ですか? 鮮やかな色や、たくさんの色が交ざって統一感がない。そんな部屋が、快眠を遠ざけている原因かもしれません。人間の体が色や光に対してどのような反応を示すか、筋肉の緊張度(ライトトーナス値)を計測した実験があります。最もリラックスした色は、ベージュとパステルカラー。やわらかい印象のものでした。鮮やかな青や緑にもリラックス効果がありましたが、寝室には、よりリラックス効果が高い淡い色をメインで使いましょう。逆に脳を興奮させる、鮮やかな赤や黄色、オレンジは寝室には向いていません。大きい面積を占め、目に入る印象が強いと、眠れなくなる可能性があります。寝室をコーディネートするときには、全体を「ベースカラー」「サブカラー」「アクセントカラー」の3つに分けて考えましょう。ベースカラーは、床や壁、天井などの背景となる色です。サブカラーは、かけ布団カバーや、カーテンなど、構造物以外で大きな面積を占める色。ベースカラーとの調和を考えながら、リラックス効果の高い色を選ぶといいでしょう。変化をつけるアクセントカラーを、クッションやライト、かけ布団カバーやカーテンの柄に入れると個性が生まれます。色数を3色以内に絞ると、調和をとりやすくなります。
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第3章 気持ちよく眠れる環境を作るコツより
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