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簡単・便利な「常備食」の効果とは

忙しくはたらく女性にとって、常備食はとても便利なだけでなく身体にも良いのです!管理栄養士の幕内秀夫先生の著書『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』より乳がんと食事の関係についてご紹介します!

幕内秀夫

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目次

  1. ○「常備食」をそろえておく
     
    • 「常備食」をそろえておく

      昔の女性は、忙しくはたらく現代の女性よりも時間があったかといわれると、じつはそうでもありません。
      洗濯機や掃除機、給湯器やガスコンロのない時代、女性にとって「家事」はたいへんな労働でした。朝から晩までヘトヘトになるほどはたらき、やっと1日の家事をすませることができたという状態だったでしょう。しかも、ひとつの家族に子どもが5、6人いるのはあたりまえ。育児はもちろん、毎日朝昼晩、家族分の食事を用意する。これはもう至難の業です。
      ところが実際、どこの主婦でもそれをこなすことができた。なぜでしょうか。
      その秘密は、「常備食」にあったのです。
      漬け物や海苔、梅干しといった日本の伝統的な常備食。このストックさえあれば、じつは食事の準備はそれほどたいへんではなくなります。ごはんとみそ汁だけつくっておけば、あとは常備食をテーブルに並べるだけで立派な食事になる。日本食といえば、「里芋の煮物」や「鮭の塩焼き」などが思い浮かびますが、これらはあくまで付属品。土台となるのは「ごはん」と「みそ汁」、そして「常備食」です。
      常備食の利用法は、昔もいまも変わりません。とくに忙しくはたらく女性にとって、常備食はとても便利なものです。
      最低、2種類の漬け物をそろえる。たくあん、野沢菜、しば漬け、なんでもいいです。毎日食べるのだから、できれば添加物の少ないものが良いでしょう。2種類の漬け物を小鉢に入れ、さらに梅干しや煮豆、海苔、小魚の佃煮と他の常備食を合わせれば、これだけでおかずが十分にそろう。もの足りないならば、ときどき魚を焼いたり、刺身をワンパック買っても良いでしょう。
      料理をつくることが好きな人ならば、毎日つくるのも苦ではありません。ですが、そうではない人にとって、「今日は何をつくろうかな」と考えること自体が頭痛の種です。はたらく女性にとっても、これがなかなかつらい。
      そこで、料理を「まっ白な画用紙にメニューを描く」という作業ではなく、「すでに描かれたメニューを組み合わせる」という方法に変えればいい。品質の良い常備食をいくつか用意しておき、いざ食べる際にそれらを組み合わせればいいのです。夕食が遅くなる人は、常備食をごはんにのせたお茶漬けなどで軽くすませれば、次の朝、胃がもたれるようなこともありません。
      結局、日常的につくるものは、ごはんとみそ汁だけ。朝、用意するのはたいへんですから、夜にまとめて多めにつくっておけば良いでしょう。昔ながらの方法、常備食を利用することによって、健康的な食事を毎日食べることができる。しかも、どんなに忙しい人でも100パーセント継続することができるでしょう。
      常備食は、基本的に「長持ちさせること」を優先した食品です。そのため、塩やしょうゆで味を濃くしてあるものも多い。そこで、塩分の取り過ぎを気にする人もいるかもしれませんが、常備食は一度にたくさん食べられません。なので、塩分が多少高くても大きな問題にならない。むしろ、「ごはんを定着させる」「おかずとして簡単に用意できる」などのメリットのほうが大きい。添加物もそれほど入っていないので、安全性にも優れた食品なのです。
乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

乳がん患者の8割は朝、パンを食べている

幕内秀夫

G.B.

第三章「乳がんに負けないからだ」をつくるための食事より

本書は、これまで取り沙汰されなかった乳ガンと食事の関係について焦点を当てています。

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