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片づけの前にやっておくべきたったひとつのこと

とにかく家が散らかっているけど、一体何から手を付けたらいいかわからない。
そんな方は頭の中も混乱しているのかもしれません。
片付けの前にやっておくべきことを思考と空間の整理の専門家・ライフオーガナイザーの著書からご紹介します!

香村薫

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目次

  1. ◯片づけの前にやっておくべきたったひとつのこと
  2. ◯片づいた状態がイメージできないのは、思考が整っていないから
  3. ◯片づかないのはあなたじゃなく「しくみ」のせい
     
    • 片づけの前にやっておくべきたったひとつのこと

      PARTで、片づけは「モノを捨てる」から始めてはいけないとお伝えしました。では、何から始めればいいのでしょうか。
      まず、最初にやることはズバリ「自分(たち)のモノに対する価値観を知ること」です。
      いきなり「価値感」といわれても、「?」ですよね。もう少し詳しくお話しします。
    • 片づいた状態がイメージできないのは、思考が整っていないから

      「とにかく家の中がすごい状態で……。いったい何から手をつけたらいいんでしょう?」
      私に片づけを依頼される方、ほぼ全員がそうおっしゃいます。「部屋の乱れは心の乱れ」というように、部屋の中も頭の中も混乱している状態なのでしょう。
      このような方々には、次のような共通した行動があります。もし、あなたも似たような
      行動をとっているなら、頭の中が整理されていないことになります。

      ■モノを持たない暮らしに憧れる一方、100円ショップであれこれ買ってしまう

      ■アプリの「メルカリ」で買う服を検索しつつ、目の前の洗濯物はほったらかし

      ■一気にモノを捨ててみるが、すぐ元のグチャグチャの部屋にリバウンドしてしまう

      ■常に周囲にあるモノをいじっていないと時間が潰せない

    • 片づかないのはあなたじゃなく「しくみ」のせい

      私が勤めていた会社を含むトヨタグループでは、重大な失敗があった時、同じことを二度と起こさないよう再発防止に取り組みます。
      その再発防止策の一つに、有名な「なぜなぜ分析」というメソッドがあります。これは問題点に対し、それが「なぜ起こったのか」を繰り返すことで理由を深掘りし、真の原因を突き止める手法で、今はトヨタグループ以外の企業にも広く取り入れられています。
      関係者で分析を行っていると、いつも思わぬ原因に気づかされました。「なぜなぜは最低5回繰り返せ」「原因は人ではなくしくみのせい」と、上司に何回も言われたものです。
      実際に私も仕事でミスをした時に「なぜなぜ分析」を使って再発防止に取りくんでいくうちに、しだいに日常でも「なぜなぜ分析」をするのがクセになっていました(笑)。
      例えば「朝、夫がスーツに着替える時、アイロン済みのワイシャツがない」ことが数日続いたことがありました。アイロン担当は私でしたが、朝のバタバタで間に合わない……。
      これを「なぜなぜ分析」したところ、いくつかの要因が見えてきました。

      ・ワイシャツが4枚しかない

      ・アイロンをかける時間が不規則

      ・明日着るシャツがあるかどうか未確認

      出てきた3つの要因を解決するために、次のルール(しくみ)を作ることで、この問題は二度と起こらなくなりました。

      ・ワイシャツは平日5日分用意する

      ・アイロンは毎週日曜日の夜にまとめてかける

      ・朝着る時に明日のワイシャツがあるか確認し、なければ夫から申告する

      片づけの仕事をするようになって、家の中が片づかないことで自分自身を責めてしまうお客様がとても多いことに気づきました。その方たちにお伝えするのは「片づけられないのはあなたではなく、『しくみ』です」ということ。片づけてリバウンドしてしまうケースでも同じ。真犯人は「しくみ」なのです。

トヨタ式おうち片づけ

香村 薫

実務教育出版

PART 2 「なぜなぜ分析」でモノに対する自分の価値観を知るより

厚生労働省によると、働く女性は2013年時点で2804万人。そのうち96%が仕事と家事の両立で悩んでいます。そこで、トヨタグループの世界1No.1カーナビ企業「アイシンAW」で大活躍した著者が「やりすぎミニマリスト」時代の失敗経験を研究して身につけた、モノがリバウンドせずに家事を二時間時短でき、心まで豊かになれる「トヨタ式お片づけメソッド」を初公開します。

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