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【ミニマリスト執筆】理想のキレイなリビングにする片付け術

家族みんなのスペースであるリビングは、片付けたい場所第1位でありながら、片付け難易度も高めの場所。ひとりで頑張って片付けても、家族の協力なくして理想のリビングにするのは至難の業です。
では、家族が喜んで協力してくれるリビングづくりはどうしたら実現できるのでしょう?思考と空間の整理の専門家・ライフオーガナイザーによるとっておきのコツをご紹介します!

香村薫(ライフオーガナイザー)

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目次

  1. ◯理想のリビングは、家族全員の価値観の共有から生まれる
     
    • 理想のリビングは、家族全員の価値観の共有から生まれる

      私に片づけを依頼される方で、片づけたい場所の第1位はダントツで「リビング」です。
      しかし、リビングは正直、片づけ難易度が高め。なぜなら、リビングは家族全員のスペース。一緒に暮らす人にも合意を得る必要があるからです。面倒だからとそのステップを飛ばしてしまうと、家族から冷たい視線を浴びること間違いなし。

      「おいおい、あいつなんかやりだしたよ……」

      「ちょっと、勝手に人のモノに触らないでよ!」

      などなど、協力どころか「面倒なヤツ」よばわりされてしまうのが関の山です。
      なので私は、リビングを片づけるにあたり、徹底的に家族にヒアリングしました。

      「どんなリビングだと嬉しい?」

      「キレイになったリビングで何をしたい?」

      ■夫婦共通のニーズ

       ・リビングで家にいるときの8割くらいを過ごしたい

       ・TVではなく、なるべく会話を楽しみたい

       ・夜はお酒を飲みたくなるような、ムーディな雰囲気がほしい

      ■夫のニーズ

       ・男っぽいインテリアで、くつろげるコーナーがあると嬉しい

      ■私のニーズ

       ・週に3日は人が来てくれるリビングにしたい

       ・大きめの植栽を飾りたい

      それらのニーズをすべて叶えるために、リビングに必要なモノを増やし、不必要なモノはほかの部屋へ移動させたのです。
      「リビングから片づけたい」という気持ち、よくわかります。でも、1人で頑張って片づけていても、家族はなかなか協力してくれないもの。「みんなが望むリビングを作りたいんだけど、協力してくれないかな?」というスタンスで話しかければ、きっと振り向いてもらえますよ。
トヨタ式おうち片付け

トヨタ式おうち片づけ

香村 薫

実務教育出版

PART 2 「なぜなぜ分析」でモノに対する自分の価値観を知るより

厚生労働省によると、働く女性は2013年時点で2804万人。そのうち96%が仕事と家事の両立で悩んでいます。そこで、トヨタグループの世界1No.1カーナビ企業「アイシンAW」で大活躍した著者が「やりすぎミニマリスト」時代の失敗経験を研究して身につけた、モノがリバウンドせずに家事を二時間時短でき、心まで豊かになれる「トヨタ式お片づけメソッド」を初公開します。

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