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【ミニマリスト執筆】綺麗なお部屋をキープするコツ

より良くするために工夫して効率アップにつなげる行為をトヨタでは「カイゼン」と呼ぶそうです。このカイゼンは仕事の上だけでなく、家の片付けにも置換えられます。
トヨタグループの企業で活躍された著者が《トヨタ式》でお部屋のキレイをキープする体質づくりのコツをご紹介します!

香村薫(ライフオーガナイザー)

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目次

  1. ◯「しくみのカイゼン」だけがキレイのキープを可能にする
     
    • 「しくみのカイゼン」だけがキレイのキープを可能にする

      トヨタには、よく知られた「カイゼン」という言葉があります。
      「見える化」「ムダ取り」「標準作業」など、トヨタグループ独自の取り組みを「より良くするために工夫して効率アップにつなげる」行為を表した言葉で、英語圏でもそのまま「KAIZEN」として使われています。
      グループ内でよく使われる例として、「ライン工程を飛行機のコクピット化するカイゼン」があります。コクピット内の計器のように自分の手の届く範囲に必要な部品を並べ、手に取る部品は取りやすい位置に置いておく。目でもしっかり確認するため、時間のロスとミスを同時に減らすことができるのです。
      「カイゼン」といえば一義的に「モノの配置などで画期的なしくみを作ること」と捉えられがちですが、「本当に大切なのは、日々カイゼンを考える体質になることだ」と上司によくいわれたものです。
      では、これを家の片づけに置き換えるとどうなるでしょうか。

       ・使いにくいけど、とりあえずそのまま

       ・一度片づけたら、あとはそのまま

      こんな状態ではありませんか? 一般のご家庭では、日々に追われ、「より良くするための工夫」まで気が回らないことが多いものです。正しい工夫をすれば効率は必ずアップします。そしてそれは、よほどのことでは限界値に達しません。筋トレと同じで、最初は大変でもプラスになって返ってくるので、やらない手はないと思うのです。
      私が考える「片づけの正しいカイゼン」とはこの2つ。

       ・毎日収納の仕方を工夫する

       ・日々片づけられる体質になる

      ここまでできれば、もう私がお手伝いすることはありません。

      トヨタグループとおうち片付けの「カイゼン」

トヨタ式おうち片付け

トヨタ式おうち片づけ

香村薫

実務教育出版

PART 6 「カイゼン」でリバウンドゼロをキープするより

厚生労働省によると、働く女性は2013年時点で2804万人。そのうち96%が仕事と家事の両立で悩んでいます。そこで、トヨタグループの世界1No.1カーナビ企業「アイシンAW」で大活躍した著者が「やりすぎミニマリスト」時代の失敗経験を研究して身につけた、モノがリバウンドせずに家事を二時間時短でき、心まで豊かになれる「トヨタ式お片づけメソッド」を初公開します。

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