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新しい環境に自分の居場所を作るコツ

新しい環境に入った時、早くなじみたい思いもあって友達が欲しいと感じるものです。しかし、すでに女子グループが出来上がっていると、そこに入っていくのは容易ではありません。
「輪に入れない…」と落ち込んだ気持ちになってしまうこともありますが、人間関係を築くにはプロセスが必要です。新しい人間関係に焦っている方に読んでいただきたい居場所の作り方をご紹介します。

水島 広子(こころの健康クリニック院長 精神科医)

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目次

  1. ○転職先の女子グループの輪に入れない
  2. ○分析 関係性についての結論を急がない
     
    • 転職先の女子グループの輪に入れない

      Bさんのケース
      最近転職して、新しい職場で友達が欲しい。でも、すでに女子グループの輪ができていて、その輪に入ることができません。個別にはわからないことを教えてくれたりする人もいるのですが、みんなで集まるとやはり自分だけよそ者のような気がします。もうできているグループに入れてもらって、仲よくしてもらうにはどうすればいいのでしょうか。
    • 分析 関係性についての結論を急がない

      Bさんは、「グループに入りたい」ということを前提に、最近転職したばかりなのにもう「輪に入れない」という結論を出してしまっています。
      人と人とが知り合ってお互いに安心し合って……というためには、ある程度の時間とプロセスが必要。まだまだ今の時期は「来たばかりの人」という目で見られているでしょうし、自分だけよそ者のような気がするというのも、現実を考えれば仕方ないことでしょう。
      「グループに入れてもらって、仲よくしてもらいたい」という思いも、短い時間ですぐに「輪に入れない」と結論を出してしまっているのも、「女」の特徴と言えます。
      現実には、「女」度を下げてそこに居続ければ、必ず自分の居場所ができてくるもの。そうならないときには、前項を参考にして、「本当にこの輪の中に自分はいたいのか」ということを考えていくとよいでしょう。

女子の人間関係

水島 広子

サンクチュアリ出版

CHAPER5 「形ばかりのつながり」を求める「女」との関わり方より

グループ、派閥、噂話、嫉妬など女性特有の人間関係の悩みを持つ方に対人関係療法の専門医水島広子氏がその原因を解析&ステップを踏んで丁寧に解決方法を教えます。女性だけでなく、女性の部下、上司、恋人、妻を持つ男性も役に立つ内容です。

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