目次
- ○月に1度のお風呂掃除の日
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月に1度のお風呂掃除
お風呂場は髪や体を洗うだけではなく、いろんなことに活用できる場所です。ボディメイクやお肌の手入れをする人もいれば、瞑想タイムを楽しむ人や半身浴で読書をする人もいます。掃除が行き届いていて見た目が美しい場所だと、バスタイムがさらに楽しくなりますので、ときどき大掃除をしましょう。このときに必死に掃除するのではなく「なりたい自分」になったつもりで、楽しい想像をしながらわくわくした気持ちで掃除すると、不思議な心理的効果がありますのでやってみてください。人生が好転するときのポイントは、実際の行動と心の中で思っていることのバランスがとれていることですが、この掃除で一気にできてしまいます。体を動かし掃除をしながら、楽しい妄想をする。このバランスが最高なのです! トイレよりも面積が広くて全体をキレイにしようとすると結構いい運動になりますし、お風呂掃除は人生好転ポイントが高い場所なのです。まず、シャンプーなどのすべてのヘアケア、ボディケア用品をお風呂の外に出します。風呂のフタ、洗面器、イス、湯船、壁、床に、お風呂用の洗剤または重曹液をかけてしばらくおいてから、シャワーをかけながら風呂中のすべてを楽しい妄想をしながら磨き上げます。大きな面には風呂掃除用のブラシ(柔らかい素材のもの)、排水溝の周りやイスの裏などには古い歯ブラシを使うといいです。風呂の中をすべてピカピカにした後で、カビが気になる部分は、十分な換気をしながらカビ専用の洗剤をかけてティッシュやクッキングペーパーでパックして置き、一定時間がたったら紙を外して捨て、シャワーでキレイに洗い流します(他の洗剤とは絶対に一緒に使わないように! 危険です)。排水溝周りには、パイプ洗浄剤をかけて、一定時間置いたら一気に水で流します。待っている間に、洗面所でヘアケア、ボディケア用品のボトル(とくに底面)を洗って拭き、なりたい自分が使っているものだけをピックアップして、風呂場に置きます。それ以外は手放して、風呂場をすっきりさせましょう。お気に入りのものが、それぞれの用途に1つあれば十分です。鏡にはクエン酸溶液をかけて一晩置くとキレイに……ではなく、実はもっと素晴らしいエコな方法があるのです。我が家の定番メニューの1つは、鶏ササミの梅シソ巻きカツなのですが、その際梅干しを10個使用します。梅干しの種に実がついているものを、お風呂の鏡掃除に活用しています。種の周りに多めに残しておいた実をこそげ取って鏡にこすりつけて(鏡の端や取り付け金具で手を切らないようにくれぐれも注意してください)しばらく置いてからシャワーで流してみてください。びっくりするくらい、すっきりキレイになります。クエン酸効果を考えて、思いつきで初めてやったときは、どんな洗剤を使ったときよりも、あまりにピカピカになったので面白くて笑ってしまいました。こうして美しくピカピカになったお風呂。今までより、入るのが楽しみですよね。
たった3日で願いがかなう お部屋セラピー
第3日目 「掃除」ですべてうまくいくより
心理学とインテリア設計を融合させた新しいお部屋の本。模様替え→片づけ→掃除という順番だから、誰でも続けられる画期的な方法です。