目次
- ○月に1度の部屋の床掃除の日
- ○塩を入れて浄化掃除
-
月に1度の部屋の床掃除の日
掃除というと、床に掃除機をかけることを思い浮かべるのではないでしょうか?月に1度の床掃除は、掃除機をかけたら、ひとつまみの自然塩を入れた水で、固く絞った雑巾で床の隅から隅まで拭き掃除をしてみませんか。これを実践した途端に部屋の空気が変わるのがわかります。手で拭くのがいちばんですが、膝が痛い、妊娠中などの場合は、市販の床掃除道具の先に固く絞った雑巾を挟んでの「手抜き床掃除」をおすすめします。部屋の掃除をしているときは、最近、今日あったことや、これはどうしようかという予定のこと、悩んでいることなど、いろいろ出てくる思いを取り除いていくような気持ちで拭いてみてください。次に、それらのことがよきにつけ悪しきにつけ、そういう体験ができてありがとうという気持ちを持って拭いてみてください。それから、楽しかったことや幸せなこと、これから起こってほしいことについて想像しながら拭いていきます。最後には、何も考えずにキレイにすることだけに集中していることに気づくと思います。このセラピー拭き掃除は、あなたを開運体質に変えてくれる強力な効果を発揮してくれるはずです。空いている床面積と収入は比例します。これは、家の広い狭いに関係なく、あなたの部屋に家具の割合が多すぎないか? 床に荷物を置いていないか? ということです。これはあなたの習慣なので、広い家に引っ越しても同じ状況になる傾向があります。広いからといって、多くの持ちものをさらに増やしていくからです。あなたがもし、すっきりと片づいた家に住みたいと望んでいるのなら、過去の習慣を断ち切って、「なりたい自分」の新しい習慣を身につけることが大切です。本当に豊かな人の家の床にはものを置いてありません。ホテルの室内もそうですが、何も置かれていない自由な空間にこそ、ゆとりや豊かさを感じるので、気分が変わるはずです。また、照明の反射率が上がりますので、部屋が少し明るくなったように感じるかもしれません。床の荷物で乱反射していた光や乱れていた風の流れも、すっきりするでしょう。収納にも空間がたくさんあります。選んだ家に収まりきらないくらいのものがある場合は、消化不良と同じですから、腹八分目になるように、まず押し入れやクローゼットの収納を「なりたい自分」目線で思いきって整理しましょう。家の大きさにかかわらず、今の状況に合わせて美しく楽しく暮らす術を身につけましょう。パリジェンヌの多くがよい例で、日本と同じくらい狭いアパートメントでも美しく暮らしています。ぜひ見習いたいですね。 -
塩を入れて浄化掃除
「月に1回掃除の日」にぜひ試してほしい掃除法があります。床の拭き掃除をするときに、雑巾を絞るバケツにひとつまみの海の塩(食塩ではない自然の塩)を入れて、固く絞った雑巾で拭いてほしいのです。このときも、空間に記憶されますので、感謝の気持ちで行います。掃除機をかける場合は、床に少量の海の塩をまいてかけるといいでしょう。やってみるとわかりますが、ピーンと張りつめて浄化された雰囲気の空間になり、とても気持ちがいいのです。「この拭き掃除を始めてから、以前よりホコリがたくさん溜まるようになったんだけど、どうしてですか?」という質問をいただくのですが、それには「もうすぐ幸運が来る前兆です」と答えています。幸運は風に乗ってやってくると言われていて、目に見えません。幸運だけが風に乗ってやってきて、ホコリは除いて……ということはさすがにないと思うので、ホコリがたくさん溜まるようになったということは、やってきた幸運の量が増えたということだと私は考えています。その理由は、実際に質問をくださった方に劇的な展開がやってきたこと。頭で考える前にやってみて、結果が出た後から、うまくいった理由を考えていくというのが私のやり方。塩を入れた浄化掃除も、粗塩さえあればできますので、遊び心で楽しみながら行ってみてください。私の経験から、大声で笑いながら話したことは実現しやすく、遊び心で実践したことは奇跡を引き寄せ、成功しやすいのです。
たった3日で願いがかなう お部屋セラピー
第3日目 「掃除」ですべてうまくいくより
心理学とインテリア設計を融合させた新しいお部屋の本。模様替え→片づけ→掃除という順番だから、誰でも続けられる画期的な方法です。