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家中の掃除に便利な重曹活用術

定番のお掃除アイテムと言えば重曹。最近は様々な掃除グッズが展開されているため、重曹を知ってはいるけど、使ったことはないという方も多いかもしれません。今回は昔から定番であり続ける重曹の奥深い活用方法をご紹介します!

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目次

  1. ○重曹で手抜き掃除
     
    • 重曹で手抜き掃除

      実家の「物置整理係」だった私は、小学生の頃、家中の整理を始めました。
      たいていは私の好きなように整理していたけれど、これは置いておいてねと言われていたのが、白いフタに赤い油性マジックで「タンサン」と書かれたガラス瓶でした。
      今でもこの瓶は実家に存在しています。
      私は「井上清助商店」の「タンサン」を使っています。

      ※「タンサン」は炭酸水素ナトリウム(別名:重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダ〈曹達〉)で、略して重曹と呼ばれています。

       

      炭酸ソーダ=炭酸ナトリウムのことで重曹とは呼ばず、「セスキ炭酸ソーダ」は炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの中間の性質を持った物質で、同様に重曹とは呼ばないそうです。株式会社井上清助商店の井上裕之代表から教えていただきました。
      油汚れがとてもよく落ちるので、コンロ周りや換気扇などにパラパラと振りかけて、ペーパータオルをかけてから水をスプレーするか、濡れたペーパータオルでパックしてしばらく置き、ペーパータオルが湿っている間に、汚れを拭き取れば簡単にキレイになります。
      雑巾でガラスや鏡の拭き掃除をするときにも使えます。
      「タンサン」が多すぎると、粉が残ることがあるので、そのときはもういちど水拭きしてくださいね。
      拭き掃除後の雑巾も、洗剤なしでキレイになります。
      お風呂にもカップに半分ほど入れて(「タンサン」半分、海塩半分でカップ1にするのもよい)入浴剤として使えますし、入浴後のお風呂掃除もラクラクです。ベーキングパウダーとしても、もちろん使えます。
      家具などには色落ちや変色する場合がありますので、使わないようにしてください。
      今、流行っている「セスキ炭酸ソーダ」と呼ばれているものと比較しようと1カ月間ガスコンロ周りの掃除をガマンして、半分ずつ使って同じように掃除をしてみましたが、違いはほとんどありませんでした。
      「タンサン」のほうがいいなと思うのは、食品に使えるものだという安心感です。
      今回、1カ月のコンロ周りの掃除をガマンする実験をしてみて、掃除をガマンするのが辛かったことが意外でした。汚れ始めたコンロ周りから家中に、なんとなく汚い雰囲気が伝染していき、かつてないほど我が家が散らかってしまったのです。
      実験が終わった翌日から2日間かけて、家中を大掃除する結果になりました。
      このことからコンロ周りが汚れていると「割れ窓理論」で家中に汚れが伝染していくことを実感しました。
      パラパラまいて、水拭きしたらいいだけの簡単掃除でいつもコンロ周りやキッチンをキレイにしておきたいですね。
      いろんな用途に使えて、簡単に掃除ができる「タンサン」。ひいおばあちゃんと暮らしていた幼い頃の実家には食器洗剤のボトル一つと「タンサン」の瓶だけしかなかった理由が、やっと今、わかりました。
      砂糖や小麦粉と間違わないように、瓶などの容器につめかえるときは必ず「重曹」または「タンサン」と書いておきましょうね。
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