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ものの少ない生活のメリットはすぐに実感できる

現代のミニマリズム運動を代表する一人であるジョシュア・ベッカーがミニマリズムを始めるきっかけとなった最初の片付けとは何だったのでしょう?その片付けで実感できた効果とともにご紹介します!

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目次

  1. ○ものの少ない生活の利点はすぐに実感できる
     
    • ものの少ない生活の利点はすぐに実感できる

      私がミニマリズムに目覚めたきっかけはガレージの掃除だった。実はその物語には続きがある。
      その日の夜、愛車のトヨタ・カローラに乗り、ガレージに戻そうとしたときのことだ。
      以前はまったく気にならなかったものが目にとまった。使わないものがたくさんあるのだ。誰もかけないサングラス、誰も聴かないCD、誰も見ない地図。車内をひっくり返していると、ぬいぐるみ、ファストフードのおまけのおもちゃ、携帯用のケチャップ、紙ナプキンの束、子供の本がバックシートから出てきた。運転席のドアの小物入れを開けると、ペン、レシート、コインなどが詰まっている。
      多くの意味で、この車は私の人生の縮図だ。
      ものがありすぎて、散らかっている。ただ家の中と違うのは、車は出かけるときもずっと一緒だということだ。
      私は大きく息をした。そして、つい数時間前に聞いたミニマリズムのことを思い出し、決心した。ミニマリズムを実践するなら、ここから始めるのがいちばんだろう。
      私はビニール袋を手に持つと、車の中では絶対に使わないものをどんどん入れていった。そして作業が終わったとき、車の中に残っていたのは、車検証、保険証券、車のマニュアルだけだった。その3つをダッシュボードにしまうと、後はすべてビニール袋に入れて外に出した。袋の中身は後で整理することにした。
      あの簡単な車の片づけが、わが家のミニマリズムの始まりだった。片づけが終わるまでに15分もかからなかった。
      しかし、効果はすぐに現れた。
      翌日の日曜日は早く目を覚ました。
      私が働いている教会は家から16キロほどのところにある。日曜日はいつも時間より早く着くようにしていた。私は朝の静けさの中で着替え、朝食をすませ、そして車に向かっていった。
      あの日の朝、ガラクタが一掃された車内に乗り込んだときのことは、今でもはっきり覚えている。まるで違う車に乗ったかのようだった。
      ただきれいになっただけでなく、空気までが違う。一陣の爽やかな風が吹いたようだ。目に入るガラクタが少なくなると、気持ちが落ち着いて集中できる。そして車内に残っているのは、どれも必要なものばかりだ。運転中もずっと穏やかな気分で、これからの1日に気持ちを集中することができた。
      そのとき、私は思った。この落ち着きと集中を、車の中だけでなく、人生のすべてで手に入れたい。ものの少ない生活の利点はすぐに実感できた。あまりにも早くて、あっけないほどだった。
より少ない生き方

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

ジョシュア・ベッカー

桜田直美(翻訳)

かんき出版

第6章 簡単なところから物を手放していくより

現代のミニマリズム運動を代表する1人で、毎月100万人が訪れるサイト「Becoming Minimalist」の創設者が明かす、「ものを手放して豊かになる」方法とは!?

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