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ミニマリズム生活を継続させていく方法

何か嬉しいことがあったとき、一刻も早く誰かに伝えたい!という気持ちになりませんか?ミニマリズム運動を代表する一人として有名なジョシュア・ベッカーさんは、ものを手放して得られた経験なども周囲に共有すべきだと言います。その理由は何なのでしょう?ご紹介します!

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目次

  1. ○ものを手放して得られた経験を人に伝えよう
     
    • ものを手放して得られた経験を人に伝えよう

      子供たちが生まれた日のことは、今でもはっきりと覚えている。
      親なら誰でもそうだろう。息子が生まれた日も、娘が生まれた日も、私はすべての親戚と親しい友人に電話をかけ、子供の誕生を伝えた。私の人生は沸き立つような喜びに包まれていたので、その喜びを一刻も早く他の人たちと共有したかった。他の人が喜ぶ声を聞くと、私もさらに嬉しくなった。
      あの経験から、私はとても大切なことを学んだ。それは、喜びは共有するためにあるということだ。喜びが本領を発揮するには、他の人も巻き込まなければならない。
      喜びを共有するのは、大きな出来事があったときだけではない。小さな出来事でも同じだ。いいレストランを見つけたら、周りにすすめよう。おもしろい本を読んだら、友達にも教えてあげよう。便利な近道を見つけたら、他の人にも教えよう。
      嬉しいことや、役に立つ情報を他の人と共有すると、彼らの人生も向上する。彼らもまた、私たちと同じ喜びを経験するからだ。さらには、そんな彼らの喜びを見て、私たちも自分の幸せを再確認できるというおまけもついている。
      家の中をシンプルにすると決めたのなら、友人や家族、同僚、近所の人たちなどに、自分の経験を話してみよう。一緒にお茶を飲みながらでもいいし、食事のとき、会社で立ち話をしているときでもいい。
      「ものの少ない生活」という新しい冒険について話してみよう。話のきっかけは、こんな言葉がいいかもしれない。
      「最近気づいたんだけど、持っているものが少なくなると、むしろ幸せになるみたい。ものを減らしたきっかけはね……」
      あなたの話を聞けば、彼らもミニマリズムに興味を持つかもしれない。
      たとえ自分ではやろうと思わなくても、あなたの応援はしてくれるだろう。進み具合を尋ねたりして、あなたのやる気を維持してくれる。あなたも、人に話した責任感から、簡単にあきらめたりしないはずだ。それに加えて、人に話すたびに、自分がミニマリズムを始めた理由が再確認できる。
より少ない生き方

より少ない生き方 ものを手放して豊かになる

ジョシュア・ベッカー

桜田直美(翻訳)

かんき出版

第6章 簡単なところから物を手放していくより

現代のミニマリズム運動を代表する1人で、毎月100万人が訪れるサイト「Becoming Minimalist」の創設者が明かす、「ものを手放して豊かになる」方法とは!?

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