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季節に合わせるワインの楽しみ方【ソムリエ執筆】

ワインの種類は実に多彩。そんなワインを四季に合わせて楽しむ、なんて言うと「ツウ感」もバッチリです。季節に合った5杯のめぐり方をご紹介します。

山口直樹(ソムリエ)

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目次

  1. ○今の季節に合わせて!「春夏秋冬モデルルート」
     
    • 今の季節に合わせて!「春夏秋冬モデルルート」

      なんだか楽しくなってきたので、より「ツウ感」バッチリの「春夏秋冬モデルルート」もつくってみました。
      春は暖かくなってきたことを喜びながら。夏は抑えられないテンションとともに。秋は涼しさと素材を堪能して。冬は恋人たちの気分を盛り上げるための相棒として―。
      季節を感じながら飲むワインは、格別です。

      1杯目…桜を連想させるロゼのスパークリングワイン

          おいしいものを見つけづらいロゼのスパークリングですが、むずかしいことは考えずにまずは見た目から!

      2杯目…爽やかなソーヴィニヨン・ブラン

          菜の花など苦味のある山菜とぴったりです。

      3杯目…お口直しに、キリっと引き締まったリースリング

          酸がハッキリしているタイプですね。

      4杯目…辛口のロゼと鶏料理

          肉のなかでも軽めの鶏と合わせるとバッチリです。

      5杯目…春を喜ぶ、陽気なテンプラニーリョ

          春風を感じてぜひ外で飲んでください!


      1杯目…喉を潤すキリッと冷えたミュスカデ

          昼からゴクゴク! ビール代わりにミュスカデを。

      2杯目…ソーヴィニヨン・ブラン

          夏野菜を使ったバーニャカウダと合わせて。

      3杯目…よく冷えたアルバニーリョ

          初出ですがスペインバルにはよく置いてあります。

          アワビやサザエ、パエリアを食べながら。

      4杯目…よく冷えたロゼ 

          昼下がり、テラス席でカジュアルに飲みたいですね!

      5杯目…軽めのピノ・ノワールを少し冷やして

          少しだけ冷やしたピノ・ノワールで締めましょう。


      1杯目…しっかりとしたカヴァ

          肌寒い秋。トーストのような香りが馴染みます。

      2杯目…鮭や秋刀魚、牡蠣と合わせた純米酒

          第2章からフライング。魚介に合わせ日本酒を!

      3杯目…ボジョレーのガメイ

          脂の乗ったカツオやブリなどの魚介と相性よし。

      4杯目…果実味豊かなマルベック

          実りの季節を、果実味豊かなマルベックで。

      5杯目…濃厚な秋の味覚とカベルネ・ソーヴィニヨン

          晩秋から出始めるジビエなど、お肉料理と。


      1杯目…恋人たちの雰囲気を盛り上げるシャンパーニュ

          メリークリスマス! 特別な日にはシャンパンを。

      2杯目…冬の海の味覚と甲州ワイン

          白子は生臭さを感じさせない日本ワインとともに。

      3杯目…濃厚ソースの白身魚と樽を使ったシャルドネ

          濃厚なソースはクリーム感のあるシャルドネで。

      4杯目…落ち着きのあるメルロー

          恋人の語らいには主張しないメルローがお似合い?

      5杯目…ジビエとも合うシラー

          野性味を、スパイシーなシラーが打ち消します。

世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方

山口直樹

ディスカヴァー・トゥエンティワン

第1章 ②店飲み編より

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