目次
- ○ストレッチを始める前に、「正しい座り方」「正しい立ち方」
- ○肩こりの原因になる「悪い座り方」思い当たる人は要注意!
- ○正しい姿勢の座り方
- ○正しい姿勢の立ち方
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ストレッチを始める前に、「正しい座り方」「正しい立ち方」
肩こりを治す手首のストレッチを始める前に、まず最初は、「正しい姿勢の座り方」
「正しい姿勢の立ち方」
の二つの基本姿勢を体得しましょう。
正しい姿勢でストレッチを行なうと、効果もだんぜんアップします。どうせやるなら、より効率的に。せっかくストレッチしても、「悪い姿勢」のままでは、身体のどこかに負担がかかってしまいます。「正しい座り方」「正しい立ち方」でストレッチすれば、根本的な肩こりの解消につながります。2項目先の「正しい姿勢の座り方」から具体的な方法を紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください。悪い姿勢は
骨盤が倒れたり傾いていると、腰や胸、首の骨に余分な負担がかかってしまいます。正しい姿勢は
身体に負担をかけず、肩こりになりにくい姿勢。ストレッチ効果もUP。 -
肩こりの原因になる「悪い座り方」思い当たる人は要注意!
足を組んでいる。背もたれに寄りかかっている。頭が前のめりになっている。かかとを床につけず、爪先だけつけている。女性の場合、ひざとひざの間が離れている。 -
正しい姿勢の座り方
横
まずは背もたれによりかからず、手を「前ならえ」の状態にします。上半身の力を抜き、手を下ろします。
□へそを太ももに近づけるイメージでイスに垂直に坐骨を当てて座ります。へそを太ももに近づけるようにすると骨盤が立って、背骨が正しい状態になり、結果的に正しい座り方になります。
□かかとを床につける足を床につけるとき、かかとの内側に力を入れるようにすると骨盤が自然に立ってきて、坐骨で座るようになります。
正面□ひざの間は女性の場合:ひざとひざの間を離さないように
男性の場合:ひざとひざの間が握りこぶし1個分あけても良い
正しい座り方ができているかCHECK!正しい座り方をしていると、足を組むことができません。あなたが「正しい姿勢ができた」と思ったその姿勢から、足を組んでみましょう。足を組めたら×、もう一度座り方を見直してみましょう。
長時間座るときはひざの上をひもなどで縛っておくと、正しい姿勢をキープしやすいです。デスクワークや勉強の際はイスの近くに常にひもを置いておき、座ったらすぐ縛るようにすると習慣にしやすいのでおすすめです。
幅広のひもなら何でもOK!ひざに食い込むような細いひもではなく、幅が広いひもを使いましょう。写真のようにタオルを使ったり、使わなくなったネクタイやスカーフでも代用できます。
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正しい姿勢の立ち方
横手を「前ならえ」の状態にして、かかとに力を入れた後、手を下ろします。
X脚(内股)気味の人は、足の外側に力を入れます。
□背筋は自然と伸びるかかとに力を入れると、自然と上半身の背筋も伸びてきます。
□両足の内側を意識する両足の内側の筋肉に張りや力が入っている状態にします。
□かかとに力を入れるかかとの内側に力を入れて土踏まずのところに重心がくるようにします。
正面
肩こりは手首をふるだけで9割治せる
第一章 肩こりを治す究極のストレッチ「10パターン」より
肩こりは、腕のねじれが原因の9割! のべ数万人の患者を施術してきた整体師が、ついに見つけた肩こりの原因。それが腕のねじれだった! 職場でのパソコンが当たり前になり、ふだんはスマホやタブレットをいじりっぱなし。首と腕を酷使しつづけることで生まれる肩こりで、頭痛やめまい、果ては日常生活を送ることさえ困難な患者が、著者が考案した10の「手首ストレッチ」で、驚きの改善効果を実感! 辛い肩こりに悩むすべての人へ、どこででも、短時間で、自分でできる、速攻効果100%のストレッチを伝授する!