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バストアップに効果的なブラの着け方(バージスラインの合わせ方とストラップ調整方法)

ブラジャーは毎日着けるものなので、バストラインがよりきれいになるよう着けたいですよね。そのためには選び方はもちろん、着け方もとても重要なのです!いつものブラジャーでよりよく見せる着け方をご紹介します。

おぬまともこ (インナーコンサルタント)

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目次

  1. ○着け方次第で3センチは変わる!?
  2. ○バージスラインに合わせる
  3. ○アンダーベルトを引き下げる
  4. ○バストをちゃんとカップに入れる
  5. ○ストラップの調整を忘れずに
     
    • 着け方次第で3センチは変わる!?

      ブラジャーは毎日着けるものなので、バストラインがよりきれいになるよう着けたいですよね。まず、次の写真を見てください。
      わたしの友人(撮影時は40代です)にモデルになってもらって撮った写真です。

      ブラの着け方でこんなに違う(右=著者のやり方で着用)

      ブラの着け方でこんなに違う(右=著者のやり方で着用)
      同じブラジャーを着けた状態を横から撮影しました。左の写真は彼女が自分のやり方で着用したもの、右は私の方法で着用したものです。
      バストトップの位置が全然違いますよね。右のほうがかなり高くなっています。どちらが若々しく、スタイルよく見えるかは一目瞭然です。
      ブラジャーはちゃんと着けるかどうかで、バストアップにこんなに差がつくのです。
      では、ブラジャーの効果的な着け方を教わったことはありますか。勇気を出してインナーのお店で相談して、店員から教わるくらいでしょうか。
      よく聞くのは「わきから寄せるんでしょう? わかっているけど、面倒だからやらない」という声です。ブラジャーの着け方というと「わき寄せ」がひとり歩きしているように思います。
      でも、待って! 寄せるよりも大事なことがあるのです。では、その着け方を見ていきましょう。
    • バージスラインに合わせる

      まず、大事なのはブラジャーを正しい位置に着けることです。「当たり前でしょう」と思いますよね。でも、ブラジャーがあるべき場所についていないことは意外に多いのです。
      ブラジャーの位置がそもそも正しいかどうかを確認するには、ワイヤー部分がバストのバージスライン(バストの下の外周ライン)に合っているかどうかを見ましょう。
      上がりすぎるとワイヤーがバストの上にのってしまい、バストをつぶしてしまいます。下がりすぎるとバストトップが下がり、バストラインがきれいになりません。
      バージスラインは胸とバストの境目ですが、わかりにくいときは、人差し指を伸ばしてバストの下に横に当て、押し上げてみましょう。
      指の上にバストがのる位置がバージスラインです。
    • アンダーベルトを引き下げる

      また、横から見たところを鏡に映して、アンダーベルトの位置をチェックしてみてください。後ろが上がっていませんか?

      横から見たアンダーベルトの位置

      横から見たアンダーベルトの位置
      後ろが上がると、前が下がります。この状態で着けつづけると、力が前のワイヤー部分に集中してかかり、前かがみの姿勢になりやすく、バストトップが下がってしまいます。
      私の経験からいうと、気づかずにブラを前下がりに着けてバストダウンしている方は結構多いのです。背中のアンダーベルトを引き下げる際には、「ちょっと引き下げすぎかな?」と感じるくらいで、ブラはちょうどいい位置になります。
      先にも書きましたが、正しいバストトップの位置は、手を体の真横におろして、肩とひじの中間の高さです。バストダウンした位置に慣れた目には、バストがほんの少し持ち上がりぎみのように映るかもしれませんが、ご心配なく。
    • バストをちゃんとカップに入れる

      お店でもよくいわれる着け方「わき寄せ」は、こんなやり方です。
      左のバストのわきに右手を入れて、バストを中央に寄せます。わきまで流れている脂肪もカップの中におさめる気持ちで寄せてください。反対側も同様におこないます。
      でも、この動作の最中にアンダーの位置がバージスラインからずれてしまって、せっかく寄せてもバストアップしていない状態になる方が意外に多いのです。アンダーベルトが動かないように押さえながらバストを入れることがポイントです。
      ただ、わたしがフィッティングで接してきた50代以上の方のなかには、腕が上がらない、腕が後ろにまわらないなど、きれいに着けたくてもできない方もいました。そんな状態で「わきに手を入れて……」というのはたしかに無理ですよね。
      そこでわたしは図のような「前かがみになってカップにバストを落としこむ」方法をおすすめしています。
      50代以上の女性の肉質はたいていやわらかくなっているので、わきに手を入れなくても意外ときれいにバストがカップにおさまるのです。
    • ストラップの調整を忘れずに

      ブラジャーを買ったときにだいたい合わせるだけで、ストラップなんて調整しないという方、案外多いのではないでしょうか。
      ストラップはバストの重さがかかるので、とくにサイズが大きい方や細いストラップのブラジャーのときは気をつけたほうがいいでしょう。あらためて調整してみると、バストトップの位置が変わるのが自分でもわかります。
      調整の目安は、ストラップの下に指を1本入れ、するすると動くくらいの余裕があるのがちょうどいいです。きつすぎると、肩に負担をかけてしまい、肩こりの原因になることもあります。
      毎日着けているブラジャーですが、ちゃんと着けることは、意識しないとなかなかできないものです。
      でも、ちょっと気をつけて習慣にしてしまうと、バストラインは見違えるほどきれいになります。自分のバストラインの変化にびっくり、感激してしまうかもしれません!
      着用感もずっとラクになるので、自然に胸を張りたくなりますね。

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