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集中力をムダにしない優先順位の決め方

集中力の量は限られている、ということはご存知ですか?心理学では「注意配分の法則」という理論があり、最優先事項を決めないとそこに注意を十分配分できないとされています。せっかくの集中力をムダにしないためにはどうしたら良いのでしょう?よりよく生きるためにも身につけたい集中力を効率的に使う方法をチェックしてみてください。

笠原彰(スポーツメンタルトレーニング上級指導士)

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目次

  1. ○集中力をムダ遣いしないために
     
    • 集中力をムダ遣いしないために

      心理学には「注意配分の法則」という理論があります。注意の量(=集中力の量)はかぎられており、最優先事項を決めないと、そこに注意を十分に配分できないという考え方です。優先順位をつけられない人は、大して重要でないことに、よけいな集中力を使っているということになります。
      集中力は、体力と比例関係にあります。後回しにしたことほど、実行するための集中力は減っていきます。集中力や決断力がない人は、優先順位を作っていません。色々なことを同時進行してしまうことで、どれも中途半端になってしまい、達成感も得られず、心身ともに疲れてしまうという悪循環に陥ってしまいます。そこで、優先順位を考えることが必要になってきます。優先順位が高いものは何かには、個人差があります。あれもこれも重要だという考え方は、確かにその通りです。しかし、同時に複数のことをしているように見えても、結局は1個ずつ実行していくことになります。迷いが多くなってくると、不安が増幅されます。どれも重要に見えることに、きちんと優先順位をつけるトレーニングが大切です。最重要事項の順位を決めることができれば、心の余裕が生まれます。優先順位を決めることを繰り返していくことで、メンタル面も整ってくるのです。
      心理学の世界には「パフォーマンスを上げる理想的心理状態」というものがあります。「フロー」とか「ゾーン」と呼ばれています。フローに入るためのいくつかの条件を整えれば、フロー状態に入れることがわかっています。その1つが「プラン作成」です。多くのトップアスリートが「準備が大切」と言っていますが、あれもこれも一度に多くのことはできません。優先順位を決めて、プランを決めていきます。あれもこれも重要と考えてしまい、優先順位を決めることができない人は、本番でも集中力を発揮できずに、良い結果を生むことができません。
      そこで、「プラン作成」が必要になってきます。一度に多くのことはできないので、「優先順位」が大切です。プランを作成するとは、「やるべきことに優先順位をつける」ことなのです。優先順位を決めたら、やるべきことが明確になるので、集中しやすくなり、フロー状態にも入りやすくなるのです。
      プランを作成し優先順位を考えるときに忘れてはいけないのが、ゴールは何なのかということです。実は、ゴールにたどり着くにはどうしたらよいかということ以前に、そもそもゴールが明確になっていないことが多いのです。目の前に起きている問題を解決することだけが自分のゴールだと、まちがって認識してしまっている場合があります。さらにさまざまな雑事が多すぎて、いつの間にか自分のゴールが曖昧になったり、かき消されてしまったりしている場合もあります。目先の結果を求めるのか、遠回りでも最終的な目標達成を目指すのか。ゴールを明確にすれば、迷ったときは、ゴールから逆算することで自ずと優先順位が決まってきます。迷路は逆からたどると、わかりやすくなります。
      たとえば、1年後あるいは10年後の理想の自分を、箇条書きで書き出したり、イラストに描くなどして、ときどき自分のゴールを確認してみてください。ときには修正したり変えたりしてもかまいません。メンタルトレーニングは「ライフスキルトレーニング」でもあり、目標達成だけでなく、自分の人生をより良く生きるためのトレーニングです。微調整をしながら進めていけばいいのです。

      DO IT
      優先順位を決めることを、最優先に
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