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一生仕事に困らない人になるために必要な3つのこと
定年まで同じ会社に勤めることが当たり前ではない昨今の世の中で、《一生仕事に困らない人》というのは特別な人のような気がします。しかし、ある3つの事柄を大切に仕事に打ち込めば、成果がついてくるのだと、出版プロデューサーの本尾読さんは言います。では、その3つとは何なのでしょう?本尾さんの書籍からご紹介します。
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目次
- ○毎日、毎日、自分の仕事に対する気概と誇りを持ちつづけること。そして笑顔とあいさつ
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毎日、毎日、自分の仕事に対する気概と誇りを持ちつづけること。そして笑顔とあいさつ
人生の基本は、気概と誇りだ。これがある人であれば、一生心配することはない。なぜなら、気概と誇りのためには、自分の存在をそれにふさわしいものにしていこうとするからだ。人も、そんな気概と誇りのある人間には、必ず一目置く。仕事も同じだ。毎日、自分の仕事に対して気概と誇りを持って打ち込む。こんな人間を放っておく社会ではない(もちろん会社も同じ)。そして、この気概と誇りを持ったうえで、まわりの人たちや、取引先の人たちに対して笑顔と気持ちのいいあいさつがあれば完壁だ。MBAを卒業しようが、どれだけ資格を持とうが、語学ができようが、それは、次の問題である。仕事は、肩書きでするものではないのだ。困ったことに、ときどき誤解している輩がいる。また、どれだけ仕事の能力が高い人でも、自分1人で完結する仕事以外、つまり組織やチームで仕事する場合には、ちょっとした気配りが求められる。その最低限のものが、笑顔ときちんとしたあいさつをすることだ。ビジネスにおけるマナー中のマナーである。仕事の実績が大きくなり、地位もあがり、やがて社会の成功者と呼ばれるようになったときに求められるのが、感謝の心と他人への思いやりである。この量で、その人の成功の大きさが決まるし、これが少ないと足元をすくわれることにもなりかねないので注意してほしい。
気概と礼儀、とくに気持ちのいいあいさつがあれば一生仕事に困ることはない。
さらに大きな成功は、以上に加えて、感謝の心と思いやりの心の量に比例する。
20代の読書が人生を決める!
第3章 仕事はここに気をつければどんどんできるようになるより
10代までの義務教育も大切だが、それは基礎だけであり世の中の真実やルールはわからない。社会で必要となることは自ら探し身につけていかなくてはならない。だから読書は大事なツールとなる。本書はいかに20代に読書すべきかの具体論や本を挙げ、さらに人生で必要となる社会のルールや仕事の進め方、人とのつき合い方などを明らかにする。