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素直に謝れる人と謝れない人の心理
あなたは素直に「ごめんなさい」が言えますか。仕事でミスをした時に心から謝れるかどうは、仕事に自信があるかどうかに関わるといいます。自信があればミスを認めたくなさそうなものですが、なぜなのでしょうか。その理由をご紹介します。
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目次
- ○素直に、「ごめんなさい」といえるようにしよう
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素直に、「ごめんなさい」といえるようにしよう
素直に、「ごめんなさい」がいえる人は、仕事もできる人になる。なぜ素直に謝れるのか。それは、自分は自分のできる範囲で、誠実にやってきたつもりだったのが、どこかにミスがあってうまくいかなかった。そのミスの原因を探り、次に同じ失敗をしないようにしたい。その自信はある。だから謝れるのだ。そして誰にでも失敗はあり、その失敗に学んでこその成長があることを知っているのだ。ところが、自分に自信のない人、仕事のできない人は、素直に謝ることができない。いっぱいいい訳を考え、人のせいにできるところを探す。自分が変わり、次には同じまちがいを犯さないという自信がまったくないために、素直に謝まることができないのである。国の外交は本来は別物だが、東アジアの国の中には、自分では決して謝らず、他国に謝らせることばかりを強調しているところがある。やはり国としては成長しないようだ。素直に謝れない人には、次も同じようなことをやってしまうにちがいないという悪い方向での〝自信〟があるのだ。素直に謝れる人は、どんどん成長し、仕事ができるようになっていく。ところが、謝ってもそれを受け入れないという人がいる。上司の場合もあるし、取引先、お客さまという場合もある。素直に謝る人の中で誠実な人は、相手が納得してくれるまで、受け入れてくれるまで、何とかしようと引きずっていきやすい。これは、ほどほどにしないと危険である(国も同じかもしれない)。世の中には、本当に悪い人がいて、自分が潰されてしまっては元も子もない。人を潰していくことを快感にする者がいるのだ。あるいはそこにいつもつけ込もうとする。誠実な対応を心がけたうえで、それでも相手が受け入れないというときは、もう自分の心の中では切り換えていかなくてはいけない。
心から謝まれる人は仕事もできる人になる。
謝っても許してくれないときもあるかもしれないが、それは忘れて前に進むだけだ。
20代の読書が人生を決める!
第4章 会社・組織とうまくつき合う法より
10代までの義務教育も大切だが、それは基礎だけであり世の中の真実やルールはわからない。社会で必要となることは自ら探し身につけていかなくてはならない。だから読書は大事なツールとなる。本書はいかに20代に読書すべきかの具体論や本を挙げ、さらに人生で必要となる社会のルールや仕事の進め方、人とのつき合い方などを明らかにする。