目次
- ○太らないカラダを作るってどういうこと?
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太らないカラダを作るってどういうこと?
たくさん食べても太らない人。少ししか食べていないのに太る人。この違いは「代謝の高いカラダか、代謝の低いカラダか」です。「代謝の高いカラダ」の持ち主はたくさん食べても太りにくく、「代謝の低いカラダ」の持ち主は少ししか食べなくても太ってしまいます。できることなら、「代謝の高いカラダ」を手に入れて、食べても効率よく痩せていきたいものです。では「代謝の高いカラダ」とは、どのようなことでしょうか? これは、食事から摂った栄養素を効率よくエネルギーに変えて、活動のためにすぐに使えるカラダということ。エネルギー効率がよ過ぎるため〝燃費の悪いカラダ〟といえますが、太りにくいという観点では長所になります。そんな「代謝の高いカラダ」になるには、毎食しっかり食べることが重要。痩せるためにサラダなどがメインのカロリーを制限した食事をしがちですが、実は低カロリー食を続けるとカラダは飢餓状態に……。一時的には痩せますが、普通の食事に戻るとリバウンドします。さらに悪いことに、低カロリー食は少ないエネルギーで動ける〝燃費のいいカラダ〟になるため、「代謝の低いカラダ」になってしまうのです。食べても太らないためには、タンパク質・脂質・炭水化物の三大栄養素をしっかり食事に取り入れること。タンパク質は人間の活動を支える筋肉を作り、脂質は細胞膜を作り肌のターンオーバーを促して健康的に痩せる手助けをします。炭水化物は人間の活動を支えるためのエネルギーの供給源。過剰な摂取制限をすると集中力に欠けたり、疲れやすくなることも。また、三大栄養素とともに、栄養を効率よくエネルギーに代えるビタミンやミネラルも積極的に摂りましょう。ダイエット中はカロリーに気をとられがちですが、賢いのはさまざまな栄養素を摂れる食事を選ぶこと。栄養素のバランスがよい食事が、太りにくいカラダを作ってくれるのです。
カラダにいいのはどっち?
Chapter1 太らないのはどっち?より
太らないためには?老けない体をつくるためには?強い血管になるためには?腸内環境を良くするためには?ガンを防ぐには?栄養学の観点からオススメの食材やメニューを詳しくしていくのが本書です。