目次
- ○なぜ、美人はそろって 「ローフード」なのか?
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なぜ、美人はそろって 「ローフード」なのか?
せっかく朝食をスムージーに置き換えたら、お昼や夜も、酵素がたっぷり入った食事をとると、より効果が高まります。お昼は外食という人も多いと思いますが、活動量の少ない夜は、野菜中心の軽めの夕食にすると、体への負担が少なく、翌朝もすっきり起きられます。そこでおすすめしたいのがローフードです。ローフードとは、Raw(生の)Food(食べ物)のことをいいます。生で食べることにより、植物の酵素や栄養素が効果的に摂れて、健康や美容・ダイエットにも効果があるアメリカ生まれの食事法で、リビングフードとも呼ばれます。リビングフードというのは生きている食べ物という意味なので、味噌や納豆といった発酵食品など微生物が生きているものも含むというのが大枠の理解です。ローフードは数年前に、健康と美容に敏感な、世界的なセレブリティの間で人気に火が付きました。英国のキャサリン妃は第一子出産後、ローフードを食べて、出産前の体に戻したといいます。また、アメリカの人気シンガーのテイラー・スウィフトは、モデル並みのプロポーションの持ち主ですが、昔からローフードを食生活に取り入れているそうです。生の食べ物なので、刺身などの魚、魚介類も含みますが、動物性食品を食べるかどうかは個々の違いがあるようです。基本的にアメリカでいうローフードは、植物性のローフードを指します。生の野菜・果物を食べると体が冷えるというのは、東洋医学の陰陽論の考え方からきていますが、ローフードでは酵素栄養学の考え方を土台にしています。今まで説明してきたように、、生の野菜・果物を多く摂ることで、代謝酵素が働き、血液の循環もよくなり、冷え性が改善する人が多いのは事実です。これは、クライアントさんを見ていて、私も実感しているところです。ただし、熱に弱く、48℃以上の温度になると消滅してしまいます。だからこそ、酵素が多く含まれるままいただくことが大事なのですが、ローフードをもっとも簡単に日々の食事に取り入れられるとしたら、生野菜のサラダです。本格的なローフードになると、それこそカレーやパスタ、ハンバーグなども作ることができます。でも、温度調整であったり、素材選びであったり、いきなりそこから入るのは、ややハードルが高いと思います。それより、難しい知識がなくても、誰でも簡単につくれて、継続できるサラダがおすすめです。また、サラダに使われる野菜は果物同様に、美容効果が高いモテ食材です。本書では、キレイになって、恋愛がうまくいく、スペシャルサラダを7種類ご紹介します。女性は恋愛となると、四六時中彼との関係をあれこれ心配したり、悩んだりしてしまいがちです。でも、ファスティングをしていると、考えても答えがわからないことを想像して悩むのが馬鹿らしくなってきたりします。メンタルアップの法則が働いて、執着が外れるからです。それより、自分を磨こうとか、目の前のことを一生懸命やることにエネルギーを使えるようになります。その仕組みは、今まで説明してきたとおりです。朝食をスムージーに置き換え、夕食をサラダのレシピから選んで食べてもらえたら、さらにあなたのキレイは加速します。もちろん恋愛がうまくいっている人は、ますますラブラブになれるでしょうし、はっきりしたくてうずうずしている心境の人は、スパッと答えが出せるかもしれません。スムージーオンリーより、物事の進展が早くなるのではないかな、とも思います。私がご提案するサラダの一番のポイントは、旬の野菜に合わせる色とりどりのドレッシングです。市販のドレッシングには、保存料や添加物が入っていたり、オイルの品質などもよくわからないものが多く、あまりおすすめできません。いくらフレッシュな野菜をいただいても、和えるドレッシングしだいで、体への効果は変わってきます。ドレッシングは、まとめてつくっておき、1週間保存できたりするものもありますので、ぜひ試してみてください。
美人は7日でつくられる
3章 艶めきを引き出す「スムージー」と「ローフード」より
艶めくモテ体質に生まれ変わる一生ものの「美人の習慣」!本書でみなさんにご紹介する7日間プログラムは、ファスティングとローフードによる美、健康、恋愛に効く食のメソッドです。たった1週間、食習慣を変えるだけで、体も心も新しい自分に生まれ変わることができるのです。