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- ○足裏のばしストレッチで足元が安定、歩行が楽に!
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足裏のばしストレッチで足元が安定、歩行が楽に!
外反母趾の進行度合いをみるセルフチェックとして紹介している『足指正座』は、セルフケアとしてもとても優秀。足元が安定し、歩くときのバランスや姿勢の改善効果が実感できるでしょう。セルフチェックでは痛む箇所を確認するため、片足ずつですが、ここでは両足で行います。ひざをついた姿勢で足裏をグーっとのばす簡単なストレッチですが、実は、お尻やふともも、ふくらはぎの筋肉にもよく効きます。さらに、足指を反らす動作によって、足の細かな筋肉「足底筋群(そくていきんぐん)」が鍛えられ、かかとから5指へ広がる強靭な腱の膜「足底筋膜(そくていきんまく)」も柔軟になります。かかとの上げ下げ運動も同様の効果が得られますが、『足指正座』は、自分の体重をのせるので、効率よく負荷がかけられるのも利点といえるでしょう。『外反母趾ソックス』は、“鼻緒”を軸に4指が親指と強調し、まとまって動きます。これによって母趾丘で地面を押し、けり出すという親指本来の力を発揮することができるのです。このように足指が本来の力を使えていれば、筋肉が硬直したり、骨の変形を招くことはありません。
〔やりかた〕❶両足の指を立て、ひざ立ちになる。
❷背筋をのばしたまま、ゆっくりと腰を下ろす。お尻をかかとに乗せ、足裏がのびた状態をキープする。
POINT・足裏と一緒にアキレス腱、下腿三頭筋も無理なくのび、ストレッチ効果ばつぐん!
・お尻を浮かした状態でも足裏がグーっとのびていれば、効果は得られる!
Q 痛みがあっても続けて大丈夫?
最初は5秒、10秒でもかまいません。私の治療経験では、続けているうちに痛みはなくなります。
Q 「足底筋膜炎」にも効きますか?
「足底筋膜炎」の改善には、足裏をやわらかく保ち、着地時の衝撃を軽減することが大切。『足裏正座』はとても効果的です。