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皮膚科医がおすすめ!年齢が出やすい首のケア方法

首は年齢が隠せない場所と言われていますが、それは皮膚が薄く、たるみやシワができやすいからだそうです。そんな首にはどのようなケアを行っていくと良いのでしょう。医師執筆の著書からご紹介します。

小林智子(皮膚科医)

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目次

  1. ○年齢が出やすい首はとにかく紫外線対策が大事。
     
    • 年齢が出やすい首はとにかく紫外線対策が大事。

      スキンケアで、忘れがちな部位である「首」についての注意事項をお話ししましょう。
      首のケアはとても大切です。
      なぜ首のケアが重要かと言うと、首は顔よりもさらに皮膚が薄く、たるみやシワになりやすい特徴があるからです。
      しかも顔と違って簡単にメイクでごまかすことができないですよね。よく「首に年齢が出やすい」というのはそのためです。
      それでは、どのようなケアを行ったらいいのでしょうか。
      ひとつは紫外線ケアです。
      化粧下地やBBクリームなどで、顔への紫外線対策はしていても首まで気をつけているという人は案外少ないと思います。
      紫外線が強い夏場などは、首までしっかりUVクリームを塗る、またはストールを巻くなどのケアを行うようにしましょう。
      そして、毎日のスキンケアで顔に塗る化粧水や乳液・クリームを首にも塗るようにしてください。
      特に首用のものである必要はありません。レチノールなどの美容成分も首へのアンチエイジングケアに有効です。
      首には頸椎という骨や甲状腺がある上に皮膚が薄いため、触ると分かるように非常に凸凹しています。
      その凹凸に沿ってシワができやすいのですが、傾向としてむくみがひどいと横向きに、たるみがひどいと縦向きにそれぞれさらにシワができやすくなります。
      むくみやたるみ解消のためには、リンパマッサージが有効です。
      保湿ケアと併せて、リンパの流れに沿って、耳の後ろから鎖骨のくぼみの方向へ優しくマッサージを行ってください。
      肌のケアになるだけでなく、コリがほぐれて気分がすっきりしますよ。
      また、近年のスマートフォンの普及で、下向きでいる時間が増えている人は多いのではないでしょうか。
      下向きでは自然とシワが寄る体勢になるため、長時間そうしていることで首のシワを増やすひとつの原因になります。
      現代社会では、これまで以上に首に対するケアが重要になってきているのです。
      最近では、たるみケアで行うレーザー治療を顔だけでなく首にも当てるコースを提供する美容皮膚科も増えてきています。
      今まで首のケアを怠っていた方は、これをきっかけにぜひ毎日のスキンケアの中に取り入れてくださいね。

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