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姿勢を一瞬で正す方法を現役モデルが教える!
モデルの仁香さんは日本ウォーキングセラピスト協会のアドバイザーとしても活躍されています。40代を超えても抜群のプロポーションを保つ彼女が教える姿勢を一瞬で正す方法をご紹介します。
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目次
- ○正しい姿勢になる「手の平1・5枚のS字ライン」のつくり方
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正しい姿勢になる「手の平1・5枚のS字ライン」のつくり方
正しく歩けば、正しく筋肉が使われて、さまざまな好循環が生まれます。この効果を最大にするために、歩く前にしておきたいことがあります。「脚のマッサージ」と「姿勢のチェック」です。「さあ、これから歩こう」というとき、背中が丸まって、肩が内側に入ったままだと、体内に十分な酸素を摂り込めません。足首が硬いままだと、「かかとから着地して、かかとで蹴り上げる」という歩き方はかなりツラく、ふくらはぎがきちんと働きません。膝や骨盤の動きも制限されてしまいますこれでは、正しく歩くことで得られる効果は半減してしまいます。歩く前には、ぜひ足首を柔らかくして、基本姿勢のチェックを行ないましょう。足指に始まって太ももまで刺激する基本の脚のマッサージをフルでできれば一番いいのですが、「通勤前で時間がない」という場合は、最優先すべきは「足首」です。ですから、足首だけでも柔らかくしましょう。足首をグルグル回すのです。手を使って円を描くようにしっかりと内回し、外回しして、関節がスムーズに稼働するように整えてあげてください。そして、姿勢のチェックです。左右のかかとと親指をくっつけて、壁際に立ちます。「後頭部」「肩甲骨」「ヒップ」「ふくらはぎ」「かかと」が壁についているか確認します。このとき、真横から見ると、耳、肩、ひじ、中指、くるぶしが一直線上にあるのが、正しい状態です。肩甲骨をしっかり開き、お尻をしまい込むようにして内転筋も締めます。このとき、お腹に力を入れて背中のほうに近づけ、背中と壁の間に手のひら1・5枚分くらいの隙間をつくります(それ以上の隙間が空いていたら、反り腰気味ですので、気をつけて)。これで、背骨は本来あるべきゆるやかなS字ラインを描き、骨盤が立って、一番負担のかからない、ラクで正しい姿勢のできあがりです。一番のポイントは、お腹と背中をくっつけて、背中のS字ラインを適正に保つこと。この状態をしっかり記憶すれば、あとは時折の確認だけで、毎日、壁の前、鏡の前に立つ必要はなくなります。その感覚を自分のカラダに、完全にインプットしてしまいましょう。ここで、「鏡や壁を使ってチェックするなんてめんどくさい」「チェックする時間がない」という方に、とっておきの方法をお伝えします。「両手を上げて、姿勢を一瞬で正す方法」です。次の図を見ながら試してみてください。「姿勢」を一瞬で正す方法① 手をお尻に置く。
② 息を吸い、吐きながら手を上に伸ばしていく。
③ 腕がきちんと耳の後ろを通っているかチェックする。両方の親指をくっつけ、手を合わせたら、両腕を伸ばしたまま、いけるところまで上に伸ばす。このとき、デコルテが垂直になっているかどうかをチェック。
④ 3秒キープしたら、ゆっくり手を下ろす。
これだけでも、姿勢が大きく正されます。朝起きた一番に、このエクササイズをやってみてください。きっと、とても清々しい気分になりますよ。
この習慣で美人になれる
Chapter4 キレイな人は、なぜ「姿勢」を大切にするのか?より
わざわざ時間を取ったり、がんばろうと気持ちを鼓舞してやるものではありません。普段当たり前にやっていることをちょっと意識して変えるだけで、あなたの中に眠る美力は、どんどん引き出されます。モデル歴20年以上の経験から導き出した「がんばらない」美の習慣です。