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美しくなるためのコツ【メイクアップアーティスト執筆】
機能面を無視し、見た目を重視した商品などが世の中にはありますが、機能的であることは美しさにも繋がるとも考えられます。対極の印象もある両者の関係性を、メークアップ教室「美塾」塾長の著書でご紹介します。
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目次
- ○美しさは機能的でもあるということ
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美しさは機能的でもあるということ
と書かせていただきましたが、これをもう少し解説させていただくと、美しさは機能性を帯びた姿であるという説があります。つまり美しいということは、その分、機能的でもあるということです。たとえば、ウサイン・ボルト選手は、2016年現在、世界で一番速く100mを走る選手であると同時に、世界で最も美しく100mを走る選手でもあると言えます。あるゴルフのコーチがおっしゃいました。「タイガーウッズ選手のゴルフスイングは計算して作られたロボットの動きよりも美しい」どうやら私(内田裕士)たちはただ理由もなく、そのものを見て美しいと思ってはいないようなのです。美しさが生まれるとき、その過程も美しいのは、美しさが生まれるだけの機能的な過程だからなのです。僕がメイクをするときに、手先のことではなく、肘ひじの位置や丹田を意識しているかなどを指導するのは、美しさが生まれる機能として重要なポイントだからです。そしてその肘の位置をおさえてメイクをしている姿はおのずと美しいわけです。スポーツはわかりやすいですし、その意識を持たれて指導している方が多いので、たとえとしてしっくり来ますが、日々の生活ではいかがでしょうか?掃除、洗濯、料理、ビジネス、コミュニケーション。これらすべてにおいても言えることです。コミュニケーション(過程)が美しければ(機能的)、その人との人間関係(仕上がり)も美しくなる、というわけですね。なかなか上手くいかないことは過程を美しくしようと視点を変えてみてはいかがでしょう?
Point 過程を美しくすれば、機能性が手に入る
毎朝、自分の顔が好きになる
Part5 あなたの「魅力」を磨くヒントより
日本最大級のメイク教室の創始者であり、本書の著者である内田裕士氏が提唱する、あなた本来の魅力を活かすナチュラルメイク。上達すればするほど、使用するメイク用品の量もメイクにかける時間も減るだけでなく、自分の素顔が好きになっていくという従来のメイクとは真逆のメイクです。なにより、あなた自身も気づいていない《隠された魅力を知ることができる》メイクなのです。そんな多くの女性たちの人生を変えてきたオリジナルのメソッドについて、内田氏が今回、初めて書籍で公開しました。