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【医師執筆】疲れ目をリフレッシュさせる方法

ぐっすり眠れるか否かは何で決まるかご存知ですか?その日の疲れやストレスの量などをイメージする方が多いと思いますが、根本的にはとある場所の疲れが左右しているのだそうです。睡眠の専門医の著書から、ぐっすり眠るためにはどこの疲れをとるべきなのか、チェックしてみましょう。

白濱龍太郎(リズム新横浜 睡眠呼吸メディカルケアクリニック院長)

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目次

  1. ○目の疲れを取ればぐっすり眠れる
  2. ○蒸しタオルで目をリフレッシュ
     
    • 目の疲れを取ればぐっすり眠れる

      すでにお話ししたように、スマートフォンのディスプレイなどに使われているブルーライトは、体内時計を乱し、睡眠を妨げるおそれがありますが、スマートフォンやパソコンなどの使いすぎによって起こる「目の疲れ」も、やはり質のよい眠りをとるうえで、マイナスとなります。
      目の疲れとは、眼球そのものが疲れている状態ではありません。
      目を動かす筋肉が疲労することで血行が悪くなり、目がしょぼしょぼしたり、頭痛や肩コリなどが引き起こされたりする状態をいいます。
      また、目の疲れは、自律神経の働きにも影響を及ぼします。
      目が疲れ、顔や首の筋肉が緊張すると、脳への血流が減ります。すると、血流が減ったことで脳がストレスを感じ、交感神経が優位になってしまうのです。
      睡眠不足によって目が疲れ、交感神経が優位になることで、ますますよい眠りが得られなくなる。
      そんな悪循環が起きることもあるでしょう。
    • 蒸しタオルで目をリフレッシュ

      目の疲れを取るもっとも手軽な方法は、「蒸しタオルで目を温めること」です。
      濡れたタオルをよく絞り、くるくる巻いて、500wのレンジで1分温める。
      そして、腕の内側で温度を確認し、もし、「熱い」と感じるようでしたら、開いて冷ましてください。
      それを目の周辺にあてるだけで、ほんのりと温まり、筋肉の緊張がほぐれます。
      すると、血行がよくなり、緊張もほぐれてリラックスできるため、副交感神経が優位に働きます。
      最近では目を温めるタイプのアイマスクなども販売されています。
      蒸しタオルをつくるのが面倒な場合には、そのようなグッズを使ってもよいでしょう。
      また睡眠が足りないと、目のピント調節機能が下がってしまうといわれています。
      「老眼」予防のためにも目の疲れを取ってぐっすり眠ることをおすすめします。

誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法

白濱龍太郎

アスコム

P A R T 1 すぐに眠れて朝まで起きない「ぐっすりストレッチ」のやり方より

深睡眠が不足していると、ぐっすり眠れないだけでなく、やる気が出ない、「血圧」「血糖値」「コレステロール」の値が、上がりやすいなど、生活面や健康面にさまざまな影響が出ます。健康でいるため、イキイキとした毎日を送るために、ぜび本書で紹介する「ぐっすりストレッチ」をお試しください!

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