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仕事でトラブルがあった時の対処法【心理カウンセラー監修】

「契約が白紙になった」「担当者を怒らせてしまった」など、仕事でトラブルが起こったとき、できれば上司に報告したくないな、なんとか自分で解決できないかな、と思うかもしれません。しかし、これでは後々上司の怒りを買うことになります。トラブル対応をスムーズにするコミュニケーション術をご紹介します。

小倉広(監修)

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目次

  1. ○トラブル対応は一にも二にも早く報告する
  2. ○日頃から相談するクセをつけておこう
     
    • トラブル対応は一にも二にも早く報告する

      「契約が白紙になった」「担当者を怒らせてしまった」など、仕事でトラブルが起こったとき、できれば上司に報告したくないな、なんとか自分で解決できないかな、と思うかもしれません。しかし、これは後に上司の怒りを買うことになります。
      なによりすぐに報告すること。トラブルの報告ができるだけ早いと、傷口が浅くてすむのです。また、上司は「隠し立てしない人間だな」と思われ、逆にあなたの評価が高まることもあるでしょう。
      トラブルやクレーム対応の際は、とにかくスピード勝負です。上司に意見をする際には「問題を課題に変え、さらに他人事を自分事に変えてから行うこと。不平不満ではなく、提案にしてから伝えること」と先に述べましたが、これはトラブル対応には当てはまりません。問題は問題のまま、課題になっていなくてもいいのですぐに報告するのです。もちろん、解決策の提案はあとになって必ずしなければなりません。
      そして、素直に過ちを認め、謝ることも大切です。謝れないようでは責任ある仕事は任せられません。弱みを見せまいとするのは逆効果なのです。
    • 日頃から相談するクセをつけておこう

      トラブル報告が遅れがちな人の多くは、報告・連絡・相談を「すべてが終わってからしよう」と考えているようです。トラブル直後の報告はもちろんですが、途中経過の段階で報告するクセをつけることが大切です。
      たとえば「着手しました」「2割くらい終わりました」「いま半分くらいです」のように、要所、要所で報告をする。そうすることで上司は安心し、都度適切なアドバイスをくれるようになるのです。トラブルを未然に防げることもあるでしょう。
      報告・連絡・相談をまめにくれる部下は上司から信頼されます。トラブル対応だけではなく、日頃からまめな報告を心がけましょう。
      トラブル対応は報・連・相

      トラブル対応は報連相

      →段階ごとに報告・連絡・相談

      報告・連絡・相談するときは

       ●すみやかに報告する

       ●わかりやすく説明する

       ●意見を聞く姿勢を見せる

職場で伝える「伝達力」

監修:小倉広

神宮館

Part2 上司・先輩への「伝達力」の鍛え方より

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