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部下に仕事を任せた後のケア方法【心理カウンセラー監修】
上司と部下は所詮会社だけだから、個々の人間関係を築く必要はない、と思っていませんか?しかし、仕事上でも信頼関係を築くことはパフォーマンスを上げる上でも非常に重要です。上司になったら特に意識したい、部下を育てるコミュニケーション術をご紹介します。
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目次
- ○思い通りに動く部下はいない
- ○〝傾聴〟を意識した面談を行う
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思い通りに動く部下はいない
部署やチーム間で目標を設定したところで、その後の上司の行動には2つのタイプがあります。ひとつは「部下に自分の仕事のやり方を押し付けようとするタイプ」。そして、もうひとつは「仕事のやり方は部下に任せる」タイプです。前者は部下に仕事を任せるどころか手足のように使う可能性もあり、部下は窮屈に感じ、本来の能力を発揮することができません。一方、後者は部下が失敗してしまう心配はあるものの、部下を信頼して仕事をさせ、中長期的に見れば成果を発揮できるでしょう。上司の「思い通りに動く部下」などはいません。そのため、上司は部下を自分のコピーのように扱うのではなく、仕事の裁量はできるだけ任せて、ゴール、つまり目標だけは妥協しないという姿勢をとることが重要です。ただし「任せ方」にはコツがあります。そのコツは次で詳しく述べます。 -
〝傾聴〟を意識した面談を行う
前では「部下に仕事を任せることの重要性」について話しました。しかし、完全な放任主義でよいかといえば、そうではありません。任せた仕事の軌道修正や部下の不安の解消を早め早めにする必要があります。そのために「定例面談」という方法が有効です。これは毎週15分程度、部下と面談を行うものです。その際は細かい指示を出すのではなく「何か困ったことはないか?」など「聞く」ことを重視します。上司が部下を呼び出したり尻を叩いたりすれば、自主性がなくなります。だからこそ、定例的な面談で確認することが有効なのです。面談で部下の意見を聞き出す
職場で伝える「伝達力」
Part3 部下・後輩への効果的な「伝達力」より
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