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社会人なら知っておくべき!会食と接待マナー
接待は飲食を共にしながらリラックスして話すことで、今後の仕事をスムーズに進めるという目的があります。とはいえ、自分がリラックスして楽しんではいけません。接待は仕事なので、自分の立場と役割を忘れないように。相手が気持ちよく過ごせるように気を配り、楽しい話題づくりを心がけましょう。
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目次
- ○食事を楽しみながら取引先と親密になる
- ○接待の進め方の手順
- ○接待での席次
- ○お酌するときのマナー
- ○お酌の仕方
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食事を楽しみながら取引先と親密になる
接待は飲食を共にしながらリラックスして話すことで、今後の仕事をスムーズに進めるという目的があります。とはいえ、自分がリラックスして楽しんではいけません。接待は仕事なので、自分の立場と役割を忘れないように。また、仕事の話ばかりしてしまうのもNG。相手が気持ちよく過ごせるように、食事や飲み物に気を配り、楽しい話題づくりを心がけましょう。 -
接待の進め方の手順
①相手の好みをリサーチしておく
接待する相手の料理や、酒の好み、帰宅場所、喫煙の有無などを事前に調べておく。
②店を選ぶ
できるだけ個室で、周囲を気にせず会話ができることが理想。会話が大切なので、落ち着いた店を選ぶ。駅から遠すぎる店も避ける。
③下見をする
店の人の応対や喫煙環境を調べる。タバコの煙が苦手な人も多いので、ほかの席の煙がこちらにこないかなどもチェック。
④予約する
できれば下見の際に席を指定して予約する。予約をとったら、メールなど記録に残るもので全員に連絡を。
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接待での席次
和食の場合
床の間がある場合は床の間に近い席、ない場合は奥の席が上座となる。
中華の場合
円卓では、入り口から遠い奥の席が上座。自分は入り口近くの下座へ。
BUSINESS RULES
接待では席次が重要。取引先の役職が高い順に上座をすすめましょう。
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お酌するときのマナー
声をかけてから
酒が少なくなっていたり、空になっていたら、積極的に声をかける。飲み物を変えるという場合はすぐに注文を。
タイミングを見て注ぐ
重要な話をしているときに、ビールを注ぐなどの動きがあると意識がそれがちになる。会話をしているなかで、タイミングよく飲み物への配慮をする。
相手のペースを確認する
酒を飲むペースは人それぞれ。すすめられると嫌でも飲んでしまう人もいるので、相手の飲み方のペースを見ておくことがポイント。
飲みすぎに注意する
飲みすぎて前後不覚になったり、相手に失礼をしないように注意。ほどほどにとどめること。
NG
ビール瓶を片手でお酌するのは絶対にダメ。目上の人やお客様に対しては、必ず両手で注ぐこと。
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お酌の仕方
ビール
ラベルを上にし、両手で注ぐ。相手がグラスを飲み干してから注ぐのがマナー。
日本酒
相手に盃を持ってもらい、右手で持った徳利に左手を添えて注ぐ。量は8 分目くらいが目安。
ワイン
ワインを注ぐのはマナー違反。自分で注ぐのではなく、店の人を呼ぶ。
お酌の場合でもこんな態度はNG!
×大きな声で騒ぐ
×相手に近寄りすぎる
×注ぎすぎてこぼしてしまう
AKB48の木﨑ゆりあ&加藤玲奈と学ぶ お仕事ルール50
イラスト:黒川輝代子 ふじいふみかChapter3 BUSINESS MANNERより
社会人として知っておきたいさまざまなルールを学びながら、ビジネスマナーを身につけます。