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上手な笑顔の作り方と使い方

楽しく会話をするためには何よりも表情が大事。表情は、会話の中で「気持ち」を伝える重要なポイントです。まずは、自然に笑えるようになることが大切です。
会話をしていて、相手の悲しい話に共感を示すときや返答に困ったときなど言葉にしにくい場面でも、シチュエーションに合った表情を使いこなすことで相手に気持ちを伝えることができます。

磯部らん(マナー講師)

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目次

  1. ○基本の笑顔を身につけよう
  2. ○こんなときにはこんな表情
     
    • 基本の笑顔を身につけよう

      ポイント1 表情のかなめは目!

       口角だけ上げても、目が笑っていないと表面的な笑顔に。目尻を下げるイメージで、目を細めると効果的です。口元を隠して、目元だけでも笑えているかをチェックしましょう。

      ポイント2 自然な笑顔は「前歯見せ」!

       口を閉じたまま口角を上げると、口周りの筋肉が緊張して不自然になることも。上の前歯が軽く見える程度に口を開け、口角を2~5ミリ上げましょう。

      ポイント3 やわらか表情筋で笑顔美人!

       日常的に表情筋を動かせば、より自然にいい笑顔が生まれます。頬を手でマッサージしてまゆを上げ下げする、口角を上げてキープするなどのトレーニングを。

    • こんなときにはこんな表情

      同調するときは目を合わせる
      同調するときは目を合わせる

       話の内容に同意・同調できるときは、目を真っ直ぐ相手に向けましょう。相手に真剣さが伝わり、話し手も共感してくれていると気づくことができます。i

      うれしさのレベルで笑顔を使い分ける
      うれしさのレベルで笑顔は使い分ける

       レベル1は愛想笑いで少し口角を上げる笑顔。レベル2は口角が上がっているのがはっきりわかるくらい、レベル3は歯がチラッと見えるくらいの笑顔を。

      気まずい話のときこそにっこり笑う!
      気まずい話のときこそにっこり笑う

       気まずい話題や、言いにくい話をするときこそ、何もなかったように笑顔で話しかけましょう。相手も話を受け入れやすくなります。

      「しまった!」ときにはすまし顔
      「しまった!」ときにはすまし顔

       「あけすけに話しすぎた!」「相手の名前をまちがえた!」など、しまったときは、内心は表情に出さず、口角を数ミリ上げてすまし顔をするとスルーできるかも。

      嫌な気持ちを伝えるときも口角はアップ
      嫌な気持ちを伝えるときも口角はアップ

       避けたい話題を振られたときは、口角は上げたまま目元だけ不満げにするとソフトに拒否できます。さらにしつこければ、沈黙でアピール。

人から好かれる 話し方・しぐさ 基本とコツ

磯部らん

西東社

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