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代謝を促す水分補給のコツ【医師監修】

「こまめな水分補給」や「食事も含め、1日2リットルは水分をとる」など、水分摂取を促される機会は何かと多いものです。確かに水分をしっかりとると調子がよい気がするものですが、それは何故なのでしょう。人間にとって、しっかりと水分を摂取することが大切な理由を改めて見ていきましょう。

田中明(女子栄養大学教授 医学博士)、蒲池桂子(女子栄養大学栄養クリニック教授 管理栄養士)

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目次

  1. ○人間の体の50~60%を占める大切な水
  2. ○とり方のコツ
  3. ○水分の代謝
     
    • 人間の体の50~60%を占める大切な水

      体内で最も多い成分が水。約50~60%を占め、体のすみずみまで酸素や栄養素などを運ぶ役割を担っています。栄養素や酸素は水分を含む血液やリンパ液に溶けて運ばれるため、水分がないとそれらを運搬することができません。老廃物を尿として排泄するのも、体内で水が循環しているからこそ。体温調整にも不可欠で、暑いときには発汗し、寒いときは筋肉がつくる熱を素早く皮膚に伝えます。水には多くの電解質が含まれ、細胞内外の浸透圧の維持や、pH値を一定に保つ働きもあります。
    • とり方のコツ

       ◆一日に、1.2Lの飲料水、飲み物を摂取する必要があるといわれています。

       ◆睡眠中にも水分が失われるので、就寝前、起床後には必ずコップ一杯の水を飲む習慣をつけましょう。

       ◆入浴中の汗でも水分が排出されるので、入浴前後も忘れずに水分をとります。

       ◆暑い夏は、のどが渇く前にこまめに水分補給し、脱水症状を防ぎましょう。

       ◆激しい運動や大汗をかいたときは、電解質を含むスポーツドリンクなどで水分と電解質を補給し、電解質のバランスを整えることが必要です。

       ◆高齢者はのどの渇きを感じにくいので、早めの水分補給を心がけましょう。

    • 水分の代謝

      摂取と排泄
      一日に必要な水分量は一般的に2 ~3L。健康な人であれば、摂取量と排泄量はほぼバランスが保たれています。

      水分の代謝

      ※代謝水

      三大栄養素のエネルギー代謝の際に体内でつくられる水のこと

あたらしい栄養事典

(監修)田中明蒲池桂子

日本文芸社

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