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きれいな歯を持続させるコツ【銀座のママ執筆】

歯の美しさは人の印象を大きく左右するものですが、日本ではあまり歯のメンテナンスが浸透していないのが現状です。定期的に歯科検診に通っている人はなんとたったの2%!
健康のためにも、印象をよくするためにもしっかり意識したい歯のケアについてご紹介します。

日高 利美

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目次

  1. ○歯について
     
    • 歯について

      マナーの本やビジネス書などにあまり書かれていないけれど、清潔感を大きく左右するパーツがあります。
      それは『歯』です。
      美しい笑顔のためにも歯並びは大切です。けれども、欧米などと違い、日本では矯正をしない人が多いですね。『歯のメンテナンス』はもう少し注目されてもよいのではないでしょうか。
      日本は先進国の中でも虫歯が多い国とされ、日本人の約8割が歯周病に感染していると言われています。
      定期的に歯科検診に通っているのは日本全体で2%、残りの98%の人たちは治療が必要になってから歯科医院に行くという状況のようです。
      日本人にとって歯科医院は歯が痛くなったり悪くなった時に治療しに行くところと言う概念がまだまだ強いようですが、歯に異常がなくても定期的に歯科検診に通い、クリーニングをしてもらうことが大切だと思います。
      かく言う私も歯のメンテナンスの大切さに気がついたのは最近のことです。
      天然の歯がなくなると身体や脳の機能が低下していくと言われていて、自分の歯で噛めなくなると、寝たきりや認知症の高齢者が増えるという統計があります。
      歯周病菌の悪影響は歯だけでなく、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、認知症などの原因になると言われているそうです。
      基本的に天然の歯は失ったら二度と元に戻らない大切な身体の一部、本来は絶対に削ったり抜いたりしてはいけないとのこと。
      削ることが歯医者さんの利益になり歯を残す保存治療はあまり利益を生み出さないため、患者の将来を考えず歯を削ってしまう歯医者さんも少なくないようです。
      親身になってくれる本当に信頼できる歯医者さんを見つけましょう。
      どんなに一生懸命歯を磨いても6割の汚れしか落とせないと言われています。歯を治療しなくても済むように定期的に歯科医院に通い予防に努めましょう。
      また、健康上の問題だけでなく、歯は周囲への印象も左右します。
      いくらきれいな服や靴で着飾っていても、笑った時にのぞく歯が不潔だと、がっかりすると思います。逆に、高価なものを身につけなくても、清潔で美しい歯や爪、肌、髪をの人には好感が持てますよね。
      ちなみに、私は仕事柄、人前に出ることが多いので、1日3回から5回は歯を磨くようにし、歯間ブラシやデンタルフロスも使うようにしています。
      特にエグゼクティブ層のお客様は、歯の手入れをしているかどうか気にされる方が多いのです。
      歯ブラシは1カ月に1回は新しいものに替えています。
      欧米では歯並びの悪い人がいたら、「歯の手入れをすることができない貧しい育ち」だと判断されてしまうこともあると言います。日本ではそこまで歯並びについて厳しい文化ではありませんが、もし、お子さんがいらっしゃるなら、お子さんの歯は親に責任があるのではないかと思います。
      10代のうちに歯並びも含めて歯の大切さを知っていることが望ましいと思いますが、もちろん今からでも遅すぎることはありません。
      まずは自分の歯に対する意識を高めることが大切です。

      歯のメンテナンスは、予防が大事。行きつけの歯科を見つけましょう。
また会いたいと思われる人になる大人の教科書

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日高 利美

クロスメディア・パブリッシング

第2章 身だしなみについてより

社会人になりたてで、「今のふるまいは大丈夫だったかな?」と思うことが多い人や、周囲からは立派な大人と思われていらっしゃる方でも、「実践できているかな?」と確認したい方におすすめです。

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