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人間関係が上手い人の話し方

「絶対遅れるなよ!」「余裕を持って5分前には来てくれませんか」どちらの方が言われたときに気持ちがいいと感じますか?人間関係がうまい人は話し方、伝え方も心配りをしています。それでは、具体的にどのような伝え方が望ましいのかご紹介いたします。

山本 衣奈子

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目次

  1. 〇気がきく人は肯定形で話し、気がきかない人は否定形で話す。
     
    • 気がきく人は肯定形で話し、気がきかない人は否定形で話す。

      「絶対遅れるなよ!」
      「余裕を持って5分前には来てくれませんか」
      あなたなら、どちらの方が言われたときに気持ちがいいと感じますか?
      おそらく、ほとんどの人が後者の言い方を選ぶのではないかと思います。
      心理学の言葉に、「自己効力感」というものがあります。カナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱したもので、「自分にはできる」と信じる力のことを言います。
      自己効力感が高いほど、不安や恐れを感じにくく、積極的に努力、行動しやすいとされています。つまり、人が前向きに行動を起こすには、その根底に「自分はできる」という自信を持つことが必要なのです。
      気がきく人はここをきちんと理解して、相手が前向きに動けるような伝え方を心がけています。
      「できないこと」「しないでほしいこと」を押しつけるのではなく、「できること」「してほしいこと」を言葉にすることで、前向きな行動を起こしやすくしているのです。
      ある観光地でこんな光景を目にしたことがあります。
      メインストリートに、同じような店構えで、同じようなメニューを並べている2軒のレストランがありました。でも、片方の店は明らかに観光客で賑わっているのに、もう一方はまばら。
      不思議に思って近寄ってみると、その理由がすぐわかりました。入り口付近に貼ってある張り紙の内容が、大きく違っていたのです。
      賑わっている方は「お子様連れ歓迎!」「喫煙スペースあります」「苦手な食材は除いて調理可能です」などと書かれているのに対し、まばらな方は、「クレジットカード不可」「店内では騒がないでください」「全席禁煙」などと一面に書かれていました。
      まばらな店が張り出している内容が間違っているわけではありません。支払いを現金のみとするのは自由だし、店内で騒がれるのは他のお客さまに迷惑なのもわかります。
      けれども、命令的・否定的で押しつける言い方には、「この店に入って言いつけをすべて守ることができる」とは思いにくく、押しつけに対して不愉快に感じたり、窮屈な印象を持ったりしてしまいます。
      できないことを並べるより、できることを並べた方が、前向きな行動につながります。
      例えば、「飲食禁止」と伝えたいとしましょう。そのままの言い方では、「禁止」を押しつける言い方になります。
      次のように言い換えてみるとどうでしょうか。
      「飲食はあちらのスペースでしていただけます」
      この言い方なら、「あちらに移動することはできる。ではあっちで食べよう」と素直に動いてくれる可能性が高くなります。
      人間関係で問題を起こしやすい人が、よく「どうしてあの人はこちらの思うように動けないのでしょうか」とおっしゃいます。よく話を聞くと、押しつけや強制で失敗しているケースがほとんどです。「ああしろ」「これをするな」といったメッセージを連発して、相手の行動をむしろ阻害してしまっているのですね。それでは、〝動けない〞のではなく、〝動かない〞のです。
      相手が言葉を気持ちよく受け取り動いてくれたら、実は一番気持ちいいのは伝えた側です。自分の言葉の結果はすべて自分に跳ね返ってきます。相手のためだけではなく、自分のためにも、言葉に心を配っていきましょう。
      気がきく人は、できることを言う!
「気がきく人」と「気がきかない人」の習慣

「気がきく人」と「気がきかない人」の習慣

山本 衣奈子

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