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朝食におすすめのフルーツ【管理栄養士執筆】

「朝の果物は金」という言葉を聞いたことがありますか?果物を摂ることはもちろんですが、朝摂ることに身体が喜ぶ理由があるのです!
杉本恵子さんの著書『忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣』より、朝果物を摂るメリットと注意点をご紹介します!

杉本恵子(管理栄養士)

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目次

  1. ○柑橘類やキウイがおススメ♡朝は果物を摂るべき!
     
    • 柑橘類やキウイがおススメ♡朝は果物を摂るべき!

      「朝の果物は金」という言葉があるように、果物の力は忙しいビジネスパーソンが一日をスタートさせるにあたって強い味方になってくれそうなイメージがあります。
      では、実際、果物の何が身体と健康に良いのか。さまざまな栄養素ももちろんですが、果物の酵素がポイントになるのです。
      酵素は、食べ物の消化を促したり、体内に溜まった不要物を排出する働きによって新陳代謝を活発にしてくれます。お肉などをやわらかくしたいときに果物と一緒に漬け込むのも、酵素の働きを利用したもの。
      日々忙しいビジネスパーソンにとっても、疲れを溜めないために酵素が常に体内で働いてくれていることは重要です。
      朝に果物を摂ることにも理由があります。通常、酵素は食べたものを消化することに使われます。
      そのため、食べ物を摂っていない朝のタイミングで果物の酵素を体の中に入れることで、消化の働きではなく代謝や不要物排出などの働きを強めることができるからです。
      果物といってもたくさん種類があります。その中でもお勧めなのは柑橘類やキウイなどの「酸っぱい」果物。モモやメロン、スイカ、ナシなどの甘い果物も、もちろんおいしいのですが、果糖が多く、中性脂肪に変わりやすいのが気になります。
      健康や身体にいいイメージの果物ですが、最近のものは全般に消費者の嗜好に合わせて糖度が高い傾向があります。イチゴでも甘いものほど「おいしい」という評価がされてしまうため、どうしても糖分を多く摂ることになってしまうのです。
      せっかく身体にいいから食べようと思ったものが、逆に血液ドロドロで脳血栓や脳梗塞などのリスクが高まってしまっては嫌ですよね。ですので、できれば甘さだけでなく酸っぱさもある果物を取り入れてほしいのです。
      もちろん、甘い果物も旬のときにいくつか味わうのはまったく問題ありません。
      毎日食べるとなると、ちょっと気を付けてくださいということです。
忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣

杉本恵子

クロスメディア・パブリッシング

第2章 これは健康? 不健康? 食べ物の嘘とホントより

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