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名刺交換の基本マナー

名刺交換は日本のビジネス社会にとって欠かせないものです。
適当に扱っては大変失礼になりますし、第一印象を決めると言っても過言ではない大切な挨拶ですので、ポイントを確認しておきましょう。

平成常識力委員会

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目次

  1. ○名刺交換と紹介の仕方の常識
     
  1. 名刺交換と紹介の仕方の常識

    ■ 名刺は重要なビジネスツール
    日本のビジネス社会において、名刺は自身の分身であり、また、会社の顔のようなもの。一般的に初対面の場合は、名刺交換後、はじめて具体的な仕事の会話が始まることになる。たえず名刺を切らさないようにチェックしておくことが肝心。いつも10枚以上は名刺入れの中にあるように補充しよう。
    さて名刺の受け渡しだが、初対面の場合、訪問した側、あるいは目下の者から出すのが常識。差し出すときに「わたくし、××社の○○と申します」「△△課の○○です」などのように、言葉もそえること。名刺を渡す際は座ったままでは失礼になる。イスに座って相手を待っていたときでも、必ず立ち上がって渡す。渡すときは両手で、受け取るときも右手に軽く左手をそえて受け取るようにする。

    ■ 細かなマナー
    両方で同時に名刺を差し出したときは、片方の手で受け取ることになってしまうのはやむを得ない。受け取ったあとでもう一方の手をそえ、両手で持つようにする。
    受け取った名刺をろくに見もしないで、すぐにしまい込むのは失礼に当たる。かといってずっと机の上というのもダメ。ほどよいタイミング(「あなた様のお名前、覚えましたよ」というタイミング)で軽く会釈をし、名刺入れにしまう。

    ■ ビジネス社会での紹介順序
    自社の人間と他社の人を紹介する立場になったときは、自社の人間を先に紹介、次に他社の人間を紹介する。「私の課の課長の○○です」「私どもの部長の○○です」というように紹介後、他社の人を「いつもお世話になっている××社の△△様です」というように紹介する。
    複数の人間を紹介する際は、まず自社の人間を上司から順に紹介、次いで他社の人をやはり目上の人間から順に紹介する。
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