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【管理栄養士執筆】抗酸化力を高める4つの栄養素とは

抗酸化力をたかめ、体内のさび・老化を防いでくれる栄養素としてはビタミン類が有名ですが、ミネラル類の中にも抗酸化をサポートしてくれる栄養素があるそうです。体内に備わっていた抗酸化力が衰える30代からは特に積極的にとりたい抗酸化ミネラル4種をご紹介します。

堀知佐子

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目次

  1. ○抗酸化の味方をする仲間たち
     
    • 抗酸化の味方をする仲間たち

      抗酸化ビタミン以外にも抗酸化物質はたくさんあります。
      ここでは、その中でも4つの「抗酸化ミネラル」についてご紹介します。
      ① 亜鉛

      細胞の新陳代謝に関わる200種類以上もの酵素を構成する重要な成分です。

      牛肉、豚肉、牡蠣かき、うなぎなどに多く含まれます。

      ② セレン

      酵素やたんぱく質を構成し、ビタミンEと一緒に摂ることで更に効果が高まります。

      いわし丸干し、しらす干しなどに多く含まれます。

      ③ 銅

      赤血球の形成を助け、貧血を予防する効果が高いことで知られています。

      レバー、干しエビ、ココアなどに多く含まれます。

      ④ マンガン

      骨の成分であるリン酸カルシウムの形成を促進する働きがあります。

      しょうが、海藻、豆類などに多く含まれます。

      これらは抗酸化酵素の原料になったり、抗酸化酵素を活性化するのに役立ちます。
      活性酸素にも種類があり、段階を経て性質が変化していきます。
      はじめのうちは、まだ体内の抗酸化酵素だけで除去することができます。
      しかし、だんだん強力になってくると体内の酵素では歯が立たず、何かしら強い抗酸化物質に頼らなければいけません。それでもなかなか作用を弱めるのは難しいことですから、小さく攻撃性の低いうちに対処することが大事です。
      抗酸化ビタミンと抗酸化ミネラル、後述するファイトケミカルを多く含む食材を意識的にとれば、からだのサビがとれるだけでなくサビにくいからだになります。

若返り食生活

堀知佐子

きずな出版

第3章 からだまるごと若くなる!より

30代からだんだんと衰えていくからだ。そんなからだの中から健康に、見た目もキレイになるために必要な食材・栄養素・調理法・時間など食事のすべてを網羅したのが本書。

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