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皮膚科医がオススメする乳液・クリームの選び方

一般に乳液やクリームは、水分が蒸発しにくくなるように「肌に蓋をする」目的で使用するものと言われていますが、実はこれらでは完全に蓋をすることはできないのだそうです。では、少しでも保湿力を維持するためには、使用するアイテム選びにもポイントがあるのだそうです。皮膚科医がオススメする乳液・クリームの選び方や使い方をご紹介します。

小林智子(皮膚科医)

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目次

  1. ○乳液・クリームはセラミドやヒアルロン酸配合のものがおすすめ。
     
    • 乳液・クリームはセラミドやヒアルロン酸配合のものがおすすめ。

      化粧水で肌を整えた後は、乳液・クリームの出番です。
      ここで大切なのは、なるべく保湿力をキープできるものを選ぶことです。
      よく、「化粧水の後は乳液やクリームで蓋をする」と言われますが、乳液やクリームでは、決して完全に「肌に蓋をする」ことはできない、ということはご存知でしょうか。
      乳液とクリームにはそれぞれ油分が含まれていますが、実は油分よりも水分の方が大きな割合を占めています。
      乳液とクリームでは乳液の方が水分が多めでさらっとしたテクスチャーで、クリームは乳液よりも油分が多くなっています。
      水分によって肌に浸透しやすくなる一方で、肌の上に留まって保湿する効果は蓋の役目を果たすほど高くはないのです。
      ですから、保湿力をより高めるためには、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを選ぶことが最も近道です。
      もちろん塗るときは、肌に負担にならないように優しく塗ること。しっかり塗りこむのはNGです。
      また、乳液とクリームは両方必要ですか? と聞かれることがよくあります。
      乳液・クリームも肌質に合わせた使い方がおすすめです。
      特に脂性肌や混合肌の方でニキビができやすい方は、化粧品による油分が多すぎる可能性もあるため、どちらか一方のみにするなど状況に応じて使い方を変えるといいと思います。
      反対に、両方塗っても特にニキビなどの肌トラブルがない方は、乳液・クリームの両方塗りをおすすめしています。
      理由はふたつあり、ひとつは、乳液とクリームのダブル使いによって水分保持能力がより高まるからと、もうひとつは一般的に私たち日本人の肌は欧米人と比較して薄く、乾燥しやすいからです。
      以前アメリカの友人から、保湿はオイルしかしていないという話を聞いたことがあります。
      オイルは成分のほとんどが油分なので、より肌の上に留まることで保湿力を発揮するアイテムですが、私たち日本人の肌にはオイルのみの保湿は十分とは言えません。
      さらにオイルはクリームよりも塗るときの摩擦力が高く、単独使用では肌への負担も無視できません。
      もしオイルを使用したいのでしたら、乾燥しやすい部位にポイントとして使ったり、乳液・クリームの後に肌になじむ程度に使ったりするのがおすすめです。

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